2014/01/28

US Kids Certified Course during the PGA Merchanside Show

PGAショーの最終日は、ジュニア向けにゴルフクラブを販売しているUS Kidsの認定インストラクターコースに出かけました。

US Kidsは, 地域のトーナメントから、ワールド・ジュニアまで、いろいろなジュニア向けのトーナメントも組織しています。


最近では映画になりました。



日本からもジュニアたちが参戦しています。


US Kidsは、トーナメントも組織する傍ら、ティーチングプロ、クラブプロ向けに教育制度も提供しています。

認定コースでは、ジュニアゴルフのマーケットの事、クラブフィッティングを含めたイクイップメント、インストラクション、コーチング、ジュニアの両親とのかかわりかたや効果的なドリル、ゲームの紹介など、一日ですが、内容は盛りだくさんです。



クラスルームは一杯で、大きなプライベイトクラブのダイレクターなども出席していました。

ドリルやゲームなどは実際に練習場で、子供たちが見せてくれました。


クラブのフィティングツール。子供たちはフラフープの中で自分の順番を待つ。。





ジュニアゴルフは大分盛んになってきていて、話をしたプロの殆どが100人以上の子供向けのジュニアプログラムを提供しているとのことでした。

この国には、少子化という考えはありません!

もちろん魅力的なプログラムを提供するということは大事ですが、、、

少子化日本でもジュニア・マーケットはゴルフ業界でとても大事な分野です。

私も子供たちが夏休みになる前に、勉強しておこうかと思います。


LPGA Rolex Awards Ceremony @PGA Merchandise Show

PGAショーの開催期間中に、LPGAティーチング・ディビジョンもRolex Awards Ceremonyといって、昨年活躍した、プロ達の表彰セレモニーがあります。

毎年PGAショーにやってくるLPGAのティーチングプロたちも増え、会場も段々大きくなってきたようです。


LPGAのコミッショナー、マイケル・ウォンのスピーチから始まって、昨年のLPGAの活動、実績等についての話しがありました。

いつも女性の中で働いているにもかかわらず、緊張していたのか、気持ちが高まっていたのか、とても早口のスピーチでしたが、終わりの方はまずます早口になっていました。



それは皆感じていたと思いますが、会場内にいるだけで、エネルギーを感じました!

それもそのはず、アメリカを代表するプロたちが集まっています。


vision54のLynn Marriott

ティーチングディビジョンの殿堂にもなっているナンシーと、日本から駆けつけていたよっしーと。。


デビ・クルーズ博士には、LPGAの勉強で大分お世話になりました。スポーツ心理学を研究しています。

そのほかにも、今までお世話になった先生や、ディビジョンのトップの方や、一緒に勉強をした同窓生などが集まって、楽しい時間はあっという間に過ぎていきました。。

2014/01/25

2014 PGA Merchandise Show

PGA Merchandise Showはアメリカのゴルフ業界で一番大きい展示会で、一年に1回フロリダで開催されています。

アメリカも不景気だった数年前はメジャーのゴルフメーカーが参加しないなど大分縮小傾向もありましたが、昨年からはメジャーの会社も戻ってきて、コンベンションセンターの全フロアが使われて、とても大きなイベントになっています。


 展示会の会場ではたくさんのセミナー会場があり、PGAやLPGAのセミナーも期間中開催されています。
アニカ・アカデミーのシャルロッタ・ソレンスタム



テイラーメイドも新製品の技術を公開。。



カスタムメイドのEdelウェッジ。 クラフトマンシップの作品を展示。
 キャラウェイブースではアニカが、、、
 なぜか戦車も、、、




小さなカメラで情報を測定して、3Dでスイング解析するSwinguru。 正面からの撮影だけで、上から、サイドからのスイングを確認することができる。。。



この機械にのるだけで、自分に合ったインソールを見つけることができる。
このインソールがあれば、安定したポスチャーを得られるよう。。


 オープンフォーラムに現れなかったレッドベターも製品の売り込みに必死。



スイングの画像情報を処理して、スイングを教えてくれるゴルフロボット。


などなど、、いろいろな面白いものが、、
アメリカらしいダイナミックな発想や、こんなものまでという小さな発見まで。

レッスンツールもしいれてきました!
今後のレッスンで使っていきたいと思います。

お楽しみに!

Golf Teaching Professionals Open Forum

デモデーのあとに、ゴルフの先生たちの集まりがありました。

Open Forumといって昨年から開催されています。

もともとは、FacebookのGolf Teaching Professionals とかGolf Biomechanicsといったグループに属する先生やバイオメカニストたちの集まりです。

皆プレゼンテーターもボランティア、交通費、食事も自分持ちですが、150名以上のゴルフプロ、バイオメカニストたちが集まりました。

まずはバイオメカニストたちのプレゼンテーションから始まりました。

ゴルフスイングの体の動き方、アプローチショットのときの体の動き方等々バイオメカニストたちがリサーチの結果を説明してくれました。



バイオメカニクスは日本語では生物力学と訳されますが、ゴルフスイングでは体を効果的に使って最大限の力を利用するというようなことでしょうか。

物理の話も良く出てきます。

物理もまともに勉強してなかった私にはなかなか理解に難しい話もありましたが、多くのゴルフプロが自分の自由時間に集まって、活発な意見交換、情報交換の場となっていました。


プレゼンの後は、パネルディスカッションで実際にバイオメカニスト、とゴルフティーチングプロが最新のテクノロジーをどのようにレッスンに取り入れるか等々ディスカッションが行われました。





ゴルフフィットネスでは定評のあるTPI(Titleist Perfomance Insutitute)の先生や、アメリカのトップ100、 トップ50の先生はもちろん、ゴルフフィングマシーンの先生などなど。

(壇上にはStack and tilt の先生はいなかったなー。。)




壇上にあがるプロが錚錚たるメンバーでしたが、質問があまり相応しい質問でなかったので、少し盛り上がりに掛けましたが、、、


一時間のレッスンで、250ドルとかそれ以上かかる先生も自分の時間を使ってフォーラムに参加して、若手のティーチングプロフェッショナルからの質問に答えたり、積極的に意見交換をしていました。


フォーラムは5時から11時まで、延々と続きました。

ジム・マックリーンに会いましたが、彼は待つのに疲れて、自分の出番を待たず帰ってしまったようですが、、、

レッドベッターも参加予定でしたが、現れませんでした。。。

自分の知識、意見を惜しみなく交換するというところは、とてもアメリカらしいイベントで関心するばかりでした。

皆で意見を出し合って、皆でよくゴルフのティーチングのレベルを上げていこう、よくしようという集まりです。

イニシアチブをとるのは業界を代表する先生や、バイオメカニストたち。
バイオメカニクスを効率的にゴルフスイング、ゴルフレッスンに利用していくのがゴールです。(と思う)

引き続きフォローしていかないと、、、という感じです。

皆勉強熱心です。。。






PGA Show - Demo Day -

PGA ショーの展示会に先立って、デモデーが開催されます。
PGAショーのレジストレーションを終えて、バッチをもらわないと入場できません。
朝はメディアとゴルフプロ、午後は一般公開になるようですが、朝からいっぱい。


デモデーの会場はOrange County CCで、360度の打ち放しの練習場が会場になります。




数年前はタイトリスト、キャラウェイ、テイラーメイドといった大手が参加してませんでしたが、昨年くらいから、メジャーのメーカーがそろい、デモデーも大賑わいでした。


テイラーメイドは一時間半待ち。。。


1月2月発売の新製品が全部揃っています。

でもその日は午後から雨の予報で、だんだん黒い雲が立ち込めて。。。。


バケツをひっくりかえしたような大雨が5分ばかり会場をおそい、テントが倒れたり、飛んだりといった大変な騒ぎ、、


雲が次々やってくる予報だったので、早めに切り上げました。。

もっと試したかったのですが、、、

新製品のボールで新製品のクラブを試して、クラブ好きにはたまらないイベントです。

デモデーの次の日からコンベンションセンターで展示会が始まります。

2014/01/21

BioSwing Dynamics Certification Course@Orlando, Florida

5日間のカリフォルニアからのドライブの後、オーランドに到着していますが、昨日と今日は「BioSwing Dynamics」のティーチングのコースでした。

アメリカを代表するトップ50、トップ100のゴルフコーチたちが集まりました。

BioSwing Dynamicsは体のつくり、バイオメカニクスを活かしたスイングを生徒さんに提案してあげるためのシステムで、チェック項目は12個で、それぞれ3個のオプションがあり、スイングは大きく分けると36通りになります。

それも好きにスイングすればいいということではなく、効果的にボールにパワーを伝えるための効果的な動きを理解していて、提案していくためにそれぞれのオプションの特性や、定義、必要なドリルなどについて学びます。


2日間のコースで、一日目は講義、2日目は練習場でスクリーニングの方法を学びます。

  • トップ100の先生たちはもちろんのこと、解剖学の面からも、トラックマンの有効な使い方、多方面から話しがありました。 



大分有効な情報もたくさんありました。

アメリカの先生達はとても熱心です。


これから金曜まで、PGAショーでフロリダ滞在です。

明日はデモデーに出かけます。