2017/02/07

Situation Practice - いろいろなシチュエーションを想定しての練習

松山選手は、WMフェニックスオープンで2年連続優勝を成し遂げました。

PGAツアーのフェデックスのポイントのレースも今一位です。

昨日のプレイオフは4ホールめまでになりましたが、彼は非常に落ち着いていました。
グリーンでは時間を掛けてラインを読んで、準備をするタイプである松山くんに対して、プレイオフの相手のウェブ・シンプソンはプレイオフ中もプレイが早くすぐにプレイをするタイプ。



松山君は考えすぎてしまうのではないかと心配してしまいましたが、彼のペースで終始プレイを続けました。堂々としていました。

コメンテーターも、プレイオフで松山君がティーショットをバンカーにいれたときに、「この状況では、(焦って)このバンカーショットはトップポーズをして(数秒止まって)スイングできないのではないか?」とかくだらないことを言っていましたが、松山君はいつものようにトップでポーズをして素晴らしいショットをプレイしました。


体力、気力、忍耐力を松山君のプレイから感じました。とても集中していて、スイングは最後の最後まで力強いスイングでした。

最近の大きな試合で、自信になったのもあると思いますが、シチュエーションを意識した練習を積んでいるのだと思います。

NBA(アメリカのバスケットボールリーグ)は、最後の数秒(もしくはコンマ数秒)の中で、勝ち負けが決定する接戦も多々あります。

残りからタイムアウトを何度も取ってプレイをするのは、よくあります。

あと残り2秒でも焦らないで余裕をもってプレイしています。
(見ている方が焦ってしまいますが。)

それは、その2秒でどんなことができるかよくわかっていて、どのように最後の1秒を使うかよくトレーニングを積んでいるからだと思います。

昨日のスーパーボウルも25点差のゲームを、最後の2分に同点までもっていきました。
チーム全体がそれができると信じていたから、なせるわざです。。チームにネガティブな人は誰一人いません。

ゲームに対する執着心、忍耐力、すべてを貫き通すための体力。

偶然とかなってしまうこともあるかもしれませんが、やはり、そのシチュエーションをトレーニングしておくことが重要と再度感じました。

Pia Nilsson、Lynn Marriott の「Play Your Best Golf Now」にも書いてありました。



「練習の時に予期せぬ状態を想定して、予期せぬ状態の準備しておくように」と。

トーナメント最終日のプレイオフの状態の想定は、体力・身体的にも限界に近い状態で、さらに自分の力を出し切るというような練習でしょうか。

想像力はゴルフでは大事なもの。想像力のトレーニングにもなります。

レッスンでも色々な状況を想定しての練習を取り入れてみたいと思います。

私も自分の練習では、フェアウェイにボールがあることを想定しやすいので(笑)色々なシチュエーションでプレイすることを想定して、楽しんで練習をしてきたいと思います。。。







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