以前に紹介した内容ですが、ゴルフでショットのルーティンという言葉をよく聞かれたことがあるとおもいますが、「ルーティンには次の3つがあります。
1.「ショットの準備ルーティン」(ショット前の状況を確認するルーティン)
2.「プリショット・ルーティン」(ショットの前のルーティン)
3.「ポストショット・ルーティン」(ショット後のルーティン)
「ルーティン」を辞書で調べると「日常の決まりきった手続きや手順。日常の仕事」ということになりますが、ゴルフショットでも、皆さんはいつも実際にショットをする前に自分のやり方で、ショットを打つ前の心と体の準備をしていると思います。
「プレショット・ルーティン」
は、自分のショットに
- Confidence (自信)
- Consistency(ショットの安定性)
- Control (ショット、気持ちのコントロール)
を与えると言われています。
具体的には、それぞれのルーティンについて、紹介しておきます。
1.「ショット準備のルーティン」
1) 自分の状況を確認する(ピンまでの距離、ハザードの有無等、コースの中でどういう状況か)
2)ライを確認する
3)風等周りの条件を確認する
4)自分の戦略、どういうショットをプレイするかイメージする(イメージしたショットを確認する)
2.「プリショット・ルーティン」
ツアープロ達は実に同じ長さ、同じワッグルの回数で、プリショットルーティンを繰り返しています。
プリショット・ルーティンのメリット
-自分で決めた戦略を信じてプレイする
-自分のイメージとフィーリングを維持する
-ボールの上で考え過ぎることを避ける
-深呼吸して、不安や、もやもやしたものを吐き出して、エネルギーを吸い込みりラックスしてプレイできるようにする。
等々。色々なメリットがあります。
「Winnng the Battle Within]のグレン博士がおっしゃるとおり、ルーティンは自分のスイングにマッチしたものであることが重要です。
ルーティンも普段から、ショットをプレイする前に練習しておくことをおすすめします。
ちなみに私のプリショットルーティンを紹介しておきます。
ルーティン例
1)ターゲットを確認して、自分のショットのイメージを確認する
2)ボールの後ろで素振りをする。
3)ターゲットと自分のボールをつなげて、その間に何か目印をみつける
4)目印をみながらボールの前に歩いていって、ターゲットラインにスクエアにクラブフェースを合わせる
5)右足からアドレスに入る(右足、左足の順番で体重の乗り具合を確認する)
(自分の左肩はターゲットラインに平行になっているのを確認する)
6)クラブをリリースしていく方向を確認する
7)クラブフェースを止めて深呼吸
8)スイング・セイイングをいいながらスイング!
3. ポスト・ショット・ルーティン
1)(ショットをフィニッシュしてから) ショットの結果を観る。
2)いいショットだったら、いいイメージを自分のメモリーバンクに
ミスショットだったら、「戦略のミス」なのか、「構え」が的確でなかったか、「信じて」スイングすることができなかったのか、手短かに反省する。
ラウンド中は自分のショットの技術的な部分を解析しない
3) ショットは終了。今の自分に戻る
いつまでも悪いショットを自分の中に引きずらない。今のショットに集中!
この「ポスト・ショット・ルーティン」をして、ショットの始めと終わりをきちんと決めてあげると、自分の今のショットに集中できます。
練習場で、実践練習として、プレショットルーティンから始めてプレイして、ポストショットルーティンを練習しておくと、さらにコースで落ち着いてプレイできるようになります。
試してみてください。
ルーティンの確認については、ぜひレッスンにお出かけ下さい!
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