2014/09/12

ゴルファーのミスショットの3つの原因 - Winning the Battle Within より-

35度以上の猛暑になった次の日は、大雨で昼から夜中まで降り続きました。
降水雨量は10センチ以上とか。。。

猛暑の日は練習場から人がいなくなりました(笑)




そんな雨の天気だったので、練習場は早めに切り上げて、家で本を読むのにいい日となりました。

ツアーのイベントに出かけたときに、スポーツ心理学者で、ツアープロのメンタルコーチとして名高い、Glen Albaugh 博士に会う機会があり、彼の本を勉強することに。



まだ読み始めたばかりですが、興味深い内容がありましたので、紹介しておきます。

コースでミスショットがでる原因には次の3つがあります。

1)戦略(S - Strategy)
自分のたてた戦略に完全にコミットできなかったときも含みます。
立てた戦略と、戦略を信じることに、ギャップができるとミスにつながります。

難しいクラブを選んだり、自分がイメージがわかない戦略よりは、保守的なプランを選んで、その中で、積極的にプレイする方が、ふさわしい。


2)ターゲットに対しての構え方(A - Aim)
自分の想像したターゲットラインに対して、スクエアに構えられているか。体のラインが肩も、膝も、おしりも、足元も重要です。心理的な面とと実際の物理的な構えがマッチしているかも重要です。



3)信じること(T - Trust)

自分のショット、自分の戦略、自分の構えを信じてぷれいすること


以上の3つが一つでもうまくいかないとミスショットになります。
もちろんすべてがうまくいかなかったときもあるかもしれないですが、実はコースでのミスはスイングのメカニカルのことよりも、内側の問題が大きいと説明しています。

それは、すべてのレベルのプレイヤーに通じる話です。

コースでは、自分のスイングの技術的な部分を解析していると、どんどん自分を苦しめることになります。これは今すぐ止めましょう。


コースでは、プレショットルーティンというショットの前のルーティンと、ポストショットルーティンというショットのあとのルーティンがありますが、ポストショットルーティンが大事です。


ミスが出た後は、

上のS, A,T のどのミスがでたかをその場で反省します。

事実 ;ボールが右のラフにいった

〇 自分のショットを信じて、最後まで振り切ることができなかった。
✖ スイングがアウトサイドインになっていたのはないか。

とか。

反省したあとは、ミスは忘れて、自分の戦略、構え、信じることに再度フォーカスします

いいショットがでたときは、ボールが止まるまで見て、どんな感じがしたか、自分のメモリーバンクに貯めておきます。

まずは練習場で、プレショットルーティン、 S,A,Tの反省をするポストショットルーティンを練習してみてもいいと思います。

自分の傾向がわかってくると今後の練習もしやすくなります。

ゴルフ中継のコメンテーターは、技術のミスを指摘しがちで、それを聞いていると、メンタル面のことは忘れてしまいますが、プレイヤーのミスはもっと別のところにあります。

プレイヤーのスイングがおかしくなった訳ではありません。

是非、SATのポストショットルーティンを、練習場や、コースで試して、体感してみてください。
ベストのラウンドを体験できるかもしれません!


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