2015/02/26

BioSwing Dynamics Level 1 Certification Course @Pebble Beach! - ペビルビーチ・アカデミーでのバイオスイング・ダイナミクス・レベル1認定コース!

 バイオスイング・ダイナミクスのレベル1の認定コースの2回目に参加しました。

今回はPebble Beachリゾートで開催されました。


会議室の目の前には、うっとりしてしまう景色が広がります。

同じカリフォルニアでもサンディエゴや、サクラメントから、他の州からはアリゾナ、イリノイ、ノースカロライナ、フロリダ、テキサスなどの各所から、カナダからも、新しい情報を吸収しようとたくさんの先生たちが集まりました。

Level 2に進むには、Level1に2回以上出席する必要があります。
それだけ、中身の濃いコースです。

ランチも海を見ながら、、、

まずはEA Tischlerによる講義で、BioSwing Dynamicsの体の構造によって異なるスイングのオプションについて学びます。



BioSwing Dynamicsは、体の構造からスイングを見い出すためにスクリーニングを行いますが、そのスクリーニングの方法、さらにスクリーニングの結果を確認するためのテストの方法について、EA Tischlerから説明がありました。


また、スポーツ心理学博士、バイオメカニクス博士でトップ100ティーチャーである、David Wight博士から、科学的にバイオスイングダイナミクスの結果がマッチしていることを立証する説明がありました。



身長、肩幅、胴幅などを計測して割り出された結果と、バイオスイングダイナミクスのスクリーニングの結果とマッチしています!

また体の上部、真ん中、下部のどこのコアを使うかによって、スタンスの幅が変わってきます。
その自分のダウンスイングプレーンと、どこのコアの部分を使っていくかマッチして、科学的に証明されています。


2日目はPebble Beach ゴルフアカデミーで、実際にスクリーニングを行います。




またどのようにバイオスイング・ダイナミクスの理論を活かして、レッスンを勧めていくかも学びます。




Pebble Beach ゴルフアカデミーには、スイングロボットを始め、かっこいいツールがたくさんありました。



Edel Putter Fitting Tool!

セミナーのあとは、Spanish Bayのリゾートで乾杯!

美しいサンセット。。。



バグパイプの演奏で心が洗われました。。。

素晴らしい先生達と、特別な場所で、貴重な時間を過ごすことになりました。
これからはレッスンで活かしていきたいと思います。

ご期待ください!!

2015/02/25

The First Tee Coach Training Final Day - ファーストティ・コーチトレーニング最終日

3日間のトレーニングの最終日は、実際に子供たちにレッスンをする日でした。



ファーストティ方式のレッスンのプランを作って、レッスンを行います。

レッスンは大まかには、ウォームアップ、ゴルフレッスン、レッスンのまとめで成り立っていますが、そのレッスンを通して、子供たちは価値観やライフレッスンをゴルフを通して、学びます。

効果的なウォームアップや、ゴルフスキルを学ぶのに有効なゲームをグループでプランしました。

自分で全部プランするとなると、、、結構大変です。


でも子供たちに楽しんでもらうには、準備が大事なことも学びました。





想像力を活かして、プランをするときは大変ですが、子供たちの笑顔には変えられないですね!

いろいろと楽しいゲームやウォームアップをよく勉強して、さらに楽しくレッスンしていきたいと思います。


Thank you, Trainers and other coaches!


2015/02/23

Edel Torque Balance Puter -  Edel 製トルクバランスパター -

PGAショーのときにフィッティングしてオーダーしたパターが届きました。




ウェッジとアイアンで使用しているEdel社製のパターを試してみることにしました。


パターヘッドの形状、ネックの形、ヘッドの上のライン、重り、インサートなど、試してみて、一番しっくりいくものを選びました。

ラインは2本や、3本よりも1本だけが一番構えやすいという結果になりました。

カウンターバランスも入っていますが、その場所(グリップエンドの近くか、もっと下の方か等)もフィッティングして決まりました。





2015年のゴルフダイジェスト誌のホット・リスト金賞にも選ばれたもので、トルクバランスのパターです。



ソールはこんな感じです。



手の平にのせると、トウが下を向いたり、フェースが上を向いたりすることはなく、スクエアになります。

おもりの位置を調整することで、トルクバランスが可能になったようです。
全く新しいテクノロジーです。






トルクバランスは構えたときにヘッドがスクエアになるようにデザインされているので、安心感があります。

特に長いパットで、ミスヒットしたときでも安定した距離感が得られるようです。



試した感じでは、スムースにセットアップできて、ボールの転がりもいいです。

今までは、パターを短く切って(32インチ)にしていたので、一番重いおもりに、シャフトも重くして、とても重いパターを使っていましたが、フィッティングしてあまり重すぎない方がストロークしやすいことがわかりました。


早くコースでも試してみたいです。

カリフォルニアも日が伸びてきて、春らしい天気になってきました。。。



2015/02/20

The First Tee Assistant Coach Training - ファーストティのアシスタントコーチ・トレーニング -

今日から3日間、The First tee(ファーストティ)のコーチのトレーニングに参加しています。

The First Tee は子供たちが、ゴルフを通して、価値観や今後の人生に必要なスキルについて学ぶプログラムで、アメリカでは、1997年以降9万人以上の子供たちがこのプログラムに参加しています。

ファーストティのプログラムはこちらから

日本でもファーストティのプログラムが始まっています!



価値観には、自分や周りの人、環境を敬うこと、誠実性、判断能力、スポースマンシップなど9つのコアになる価値観があります。

人生に必要なスキルとは、社交性、自己管理能力、困難なことがあっても乗り越える能力とか。

もちろんゴルフのスキルも学びます。

あとは、健康的な食事やライフスタイルについても学びます。

子供たちは、アクヒビティを通して、価値観、ライフスキル、ゴルフについて学びます。

今日は子供たちがするドリルを実際に私たちも体験。。。


 ウォームアップエクササイズや、ゴルフのルールを学ぶために、4人のグル―プでゴルフを体験。

ルールはゴルフですが、使うボールはサッカーボールやテニスボールやフットボール。

投げたり蹴ったりしながら、ボールをフラッグまで運んでいきます。
ディスタンスコントロールも重要です。




グリーン上には9ホールのパッティングのコース。ゴルフのグリーン上のルールやエチケットとともに、価値観についても学びます。


ゴルフスキルのレッスンについての指導も。




トレーニングはあと2日間。朝から晩まで行われます。


心理学博士などもプログラム作成に携わり、とてもよく纏められています。

私もこれを機会によく勉強したいと思います。





2015/02/16

Organize your short game! - グリーン周りのショットの優先順位-

グリーン周りのショットは、スコアメイクに大事な要素です。

大事な要素ですが、ロングゲームに比べて、あまり時間をかけて準備していないのも事実です。


グリーン周りにいったら、「いつも同じクラブで、同じショット」と決まってしまっているプレイヤーも多いですが、場合に応じて、一番ミスの少ない、再現性の高いショットを選んでいくことを勧めています。

また地面に近い低いショットは風などの影響を受けにくいので、ショットの結果をイメージすることがしやすいです。よって、地面に低いショットは優先順位が高くなります。

一度コースに行く前に自分のどのくらいでどのくらいの距離をプレイできるか、整理しておくことをおすすめします。

グリーンの周りのショットの優先順位

オプション1:パター (100%ロール

グリーンの周りでも、パターが使えるときはパターでプレイします。

アーノルド・パーマーも、ジャック・二クラウスに、グリーン周りでも(パターが使えるときは)パターを使うようにアドバイスしたそうです。

パターの方がうまくいく場合が多いです。


オプション2;アイアンでパッティングのストローク (約90~95%転がる(ロール)イメージ)

8アイアンや7番アイアンでパッティングのときのように少しクラブを立てて近くにもってストロークします。
短いキャリーで、ボールが長くまっすぐ転がります。
グリーンの手前にボールがあって、ピンは大きいグリーンの奥にあったりする場合は有効です。
上りになっている場合は、平らのときよりも、ランが少なくなることにご注意下さい。


たくさん転がしたい場合は、ハイブリッドや、フェアウェイウッドで、ブラッシュ―ブラッシュ でプレイします。


                                                                   ブラッシュ

                 ブラッシュ          
                  



オプション3;トス・ショット (50%キャリーで 50%ロール)

下手投げでボールを投げるイメージのショットです。
ボールを右足よりにおいてハンドファーストでプレイします。


ボールは中から低弾道です。

フィニッシュも低め

オプション 4:クリップ・ショット (約75%キャリーで、25%ロール)

草とボールを一緒にプレイするショットです。
ボールは真ん中で、シャフトもまっすぐ(Vertical)な感じです。



ボールはトスよりも高く上がります。
バンカーを越えたりというときに有効です。

 
Clip(クリップ)


 
Clip(クリップ)


オプション 5;カットアンダー・ショット(約90%キャリーで10%ロール)

セットアップはシャフトを、ターゲットと逆側に倒して(シャフトはボールより後ろ)、ロフトをあげるイメージです。(クラブヘッドをすくいあげるように打つという意味ではありあません!)
ボールの下を刈るイメージです。

シャフトはターゲットと逆側に傾いています。(ロフト以上に開いてプレイして、ボールを上げる)


フィニッシュもすぐに手首を折る感じ

高くボールを上げて、グリーンにのったらすぐにボールを止めたいという場合のショットです。
難しいショットなので、たくさんの練習とコミットメントが必要です。
必要な場面だけプレイします。

90%はキャリーになります。

オプション1は、一番ミスの少ないショット、オプション5は難易度の高いショットということになります。

それぞれのショットで、クラブを変えたり、スイングの大きさを変えていくことで、いろいろな距離のショットをプレイすることが可能になります。

ミスの少ない動きを優先します。

一度練習場や、ショートゲームの練習スペースで、どのクラブのどの大きさのショットがどこまでいくか、調べて、メモしておくと次のプレイに役立ちます。

自分のホームコースがある方は、自分のホームコースのグリーンでどのくらい転がるか、一度試してメモしておくといいと思います。

ショートゲームは想像力が重要です。

ピンの位置は把握したら、着地地点をイメージします。
想像力を使って練習してみてください。


レッスンでもいろいろなグリーン周りのショットを練習します。

ぜひレッスンでご確認下さい!







2015/02/13

Preset Hip Drill - お尻をセットしてスイング!体が硬くても大きくバックスイングターン!

Pebble Beach Pro-AM Tournamentでは、John Dalyが7アンダーで久しぶりにリーダーボードに名前が現れました。


John Dalyは体も大きく、大きなバックスイングで力強く振り抜いていく、豪快なショットでファンが多いです。



ゴルフスイングにはバックスイングのターンが大事です。

体が硬くてあまり回らないという方にも、このドリルはおすすめです。
ゴルフスイングは、3Dでスペースをスイングしていて、縦x横x深さ が必要と話をしました。



ターンは深さに関係してきますが、ターンが浅いと右に行ったり、左にいったりという原因にもなります。

最初にターンしていくことで、ダウンスイングで体が一緒に動くというタイミングがとりやすくなります。


プリセット・ヒップ ドリルはドリルとしても有効ですが、私も含め、私の生徒さんの多くは自分のスイングのプロセスとして、いつもプリセットするようにしています。



1)アドレスしたあと、右側のお尻を後ろに(背骨の方に)引く
(お尻のセット)
 
                             アドレス                お尻のセット
                      (ベルトの位置が変わっています!)

2)セットした後、バックスイング


3)ダウンスイングからインパクトまで手もお尻も(体)クラブも一緒に動く
トランジションでは、しっかり地面を踏みしめていくことを忘れずに!



 4)ターゲットを向いてフィニッシュ



最初は小さいスイングから試してみると、体が一緒に動く感じが確認できると思います。
慣れてきたらスイングを大きくして、フォロースルーしてフィニッシュするまで振り切ります。


グレッグ・ノーマンも「自分の右のポケットが後ろにいくまでターンする」ことにフォーカスしていたようです。

以前のインストラクションでは、「お尻はあまり動かさないで、バックスイングをする」というのが
主流だったようですが、グレッグ・ノーマンのようにターンにフォーカスしたプレイヤーの進出で、バックスイングでお尻を使うことが一般的になっています。

私はいつもプリセットしてスイングしています。小さいスイングでもプリセット。


ドライバーもプリセット


ぜひお試しください。

最近体が硬くて、体が回りにくいという方!

自分のカラダにとって一番自然な回転を確認して、一番動きやすい方法を探します!

レッスンにお出かけください。

            

2015/02/07

Tiger withdraw from PGA Tour Event at Torrey Pines GC! - タイガーがトーナメントを腰痛で途中棄権! 

タイガーがプレイするトーナメントは注目度が高いですが、昨日はそのタイガーが途中で棄権するということもあって、ゴルフ中継は、タイガーの話題で持ち切りでした。

今週のトーナメントはカリフォルニア州サンディエゴのTorrey Pines GCで、2008年の全米オープンで劇的な勝利をあげた場所です。




ワールド・ジュニアの会場にもなっていて、ジュニアのころからプレイして馴染みがあり、タイガーにとって相性のいいゴルフ場で、8回も勝利しています。

なので、タイガーにとってはつらい決断だったと思いますが、とても苦しそうでした。

ゴルフチャンネルの解説者いわく、

「最近のタイガーはインパクトでも頭の位置が低すぎる。もう少し高くならないと、、」

といってました。


頭の上の線がアドレスの時のあたまの位置。ダウンスイング以降下に落ちています。



インパクトでも頭が低いままです。
この苦しそうなインパクトで、タイガーのような速いヘッドスピードのプレイヤーが毎日毎日ショットを続けたら、腰に負担が掛かることは間違いないと、解説者もいってましたが、当然のことと思います。

(タイガーも、カウンターフォースを利用して、もう少しクラブが抜けるスペースが必要ですよね?!)


もちろんタイガーもタイガーのコーチも色々と研究して、タイガーのコンディションに最適なスイングに向け取り組んでいることとは思いますが。






クラブが抜けるスペースについてのブログはこちらから



タイガーのスタンフォード時代のチームメイトであるNotah Begay IIIが、タイガーに新しいスイングコーチを紹介しましたが、タイガーがプレイに苦しむときは彼も非難を浴びることが多いです。

写真はNotah BegayIII



Notahいわく、「練習では、インパクトでも背が高くなっていい感じだった。トーナメントのコンディションでは、昔の癖がでてくるものだ」 ともいっていました。


Notahが攻撃されることもしばしば、、、


タイガーは怪我のリハビリの後、コーチを変えて、新しいスイングに取り組んで、まだ間もないことなので、プレッシャーのかかる場面では、以前の癖も出ていてしまうことと思います。

なにわともわれ、ツアーの世界は厳しく、今のところ、次回はホンダ・クラシックに参加予定ですが、そこで、トップ2までに入らないと、ワールド・ゴルフ・チャンピオンシップにプレイできるワールドランクトップ50に入れない可能性もあるとか。。。

タイガーファンの一人として、タイガーが早く健康で、タイガーらしいプレイができるように応援し続けたいと思います!

トーナメントの舞台のTorrey Pinesはサンディエゴに住んでいたときの私のホームコースです。

頑張れタイガー!