2014/08/08

THINQ Golf Webinar - Puttig - パッティングに関するWebinarに参加して-

ThinQ Golf のサイトでメンタル面のトレーニングを続けています。



まだThinQ Golfにアクセスされてない方はこちらから。





そのトレーニングの一環で、月に一度、Webinarが開催されています。インターネットでセミナーに参加します。
昨日のAgendaは「パッティング」

シンプルなストロークにかかわらず、プレッシャーが掛かる場面になればなるほど、考えすぎてしまう傾向が多く、非常にメンタル面の要素が大きいです。

ツアープロの参加者も多かったようで、いろいろとシビアな質問もありました。

解析したり、考えすぎると多く使われるのは左脳です。
パッティングでは、右脳をうまく使ってフィーリングでパットするようにしたほうが効果的です。

昨日のWebinarでは、盲目のゴルファーのパッティングの話がありました。
彼女の平均スコアは110~120台ということですが、平均パッティング数は、1.5。

LPGAのロレックスランキング1位のStacy Lewis の平均パット数は1.74 ということですから、彼女はとてもパターが上手です。

盲目のプレイヤーなので、フィーリングのみです。
あとはキャディにラインナップしてもらって、そのラインを信じてパットをするだけですが、彼女は自分のイメージの中でラインが見えて、ストロークしているようです。

それはビジュアルイメージの時に使われる脳が活発に動いているということで、科学的にも証明されています。




ショットもそうですが、パッティングも自分のイメージが非常に大事です。

パッティングのイメージを養うためにどんな練習が効果的か?
― 目を閉じてパッティング
― カップをみてパッティング
― 左手、右手だけでパッティング
― パッティングをして結果を見る前に、自分でどこにいったか(もカップに入ったか、ショートかオーバーか、右に切れたか、左に切れたか等)を宣言する 等々


どれもフィ―リングを養うのに効果的です。

メンタル面の練習としては、
― パッティングの目標を立てる
― パッティングのラインを想像する
― 「これをいれなきゃ」「入るはず」といった、(Try, Have to, Need to, Should 等)言葉を使うのをやめる

― シンプルなルーティン 
プレッシャーのかかる場面でも同じようにフォーカスができるように、シンプルなルーティンが大事です。

私の生徒さんの多くはは、「ロール―ボール」「ロールーホール」といいながら、リズムよくパッティングしています。

私は、「バック―リターン」、「バックープッシュ」といいながらパッティングしています。



子供たちはあまり考えすぎることなく、のびのびとストロークします。

自分のパッティングの傾向を知ることも上達には欠かせません。

あとは、「自分はパターが得意」と念じることも大事です。

Webinarで話がありましたが、ロボットがパッティングをしても13%のパットはカップに入らないようです。
パッティングは機械的なストロークだけでなく、カップにボールを運ぶ気持ちが大事なんだと思います。

Have Fun!







2014/08/03

Do you see your shot? - プレイする前に自分のショットが見えますか?

Barracuda Championshipの週にScott McCarronと話しをするチャンスがありました。


彼はリノのこのゴルフ場のエリアに7年間住んでいたこともあり、知人も多く、フレンドリーでツアーでも年齢を問わず、多くのプレイヤーに慕われているプレイヤーです。





Seven-Day in Utopiaにもありましたが、

彼は「See it, Feel it,Trust it (見て、感じて、信じてプレイする)」

というのをとても大事にしています。
言葉や表現は違っても、プレイヤーたちは、プレイする前に自分のショットを見て、プレイしています。


実際に何が見えるのか?

聞いてみました。

スコットは、「白いリボンが自分の飛んでいくのが見える」 と。

調子が悪かったときは、リボンが見えない、、とも。

他のプロは「自分のエネルギーのラインが見える。色はない」

「Seven-Day in Utopia」の映画では、主人公のプレイヤーが赤い線を描いていたのを思い出します。

Seven Days in Utopia


私の場合は、自分のショットの弾道を想像します。
自分で見ている景色のなかに、自分のボールがどうやって飛んでいくかを想像します。
ちょっとスコットとは大分違う見え方と思いますが、、、

さらに、コースを見ると、どんなショット(カットか、ドローか、高い弾道か低い弾道か等々)見えると。

「Inner-Golferがプレイする」といいますが、それぞれのシチュエーションで、自分のショットが決まっていて、それが見えるという感覚なんだと思います。

私の場合はそんなにショットのオプションがないので、同じようなショットしかみえませんが、それでも、ショットのイメージが強ければ強いほど、そのショットに近いショットが出ます。

プレショットルーティンに、自分のショットを、想像することを加えてみてください。
ターゲットに向かって、どんな感じで飛んでいくか、フェアウェイのどの辺に着地してどうなるか、、等々。



イメージ通りのショットがでたら、自分のナイスショットのメモリーバンクに。
イメージと違ってもOKだったら、OKショットとして。
イメージと違って、池にいったり、OBだったりしたら、その場でごみ箱や、池に捨てていくポストショットルーティンも大事です。