2012/09/27

効率的な練習方法

ゴルフの練習をするには、家、練習場、ゴルフ場の三つがあります。

効率的な練習としては、

家 - ファンダメンタルを基盤としたスイングを作る場所としては最適です。 

    
練習場 - 自分のスイングを確認して、自信をつける場所。コースに行く準備をする。




コースでの練習 - 自分のショットをコミットして実践する練習。戦略を確認したり、自分の技術を試したり、プレッシャーのもとでも、自分のプランどおりにプレイできるよう、自分のコミットメントをテストする

と、全ての場所で練習する内容が異なります。

家では、Pivot Drill やPoint to Target Drill, 先日のブログでも紹介したお腹にクラブをつけてスイング、Aweingスイング等々ファンダメンタルの要素を確認して、自分のスイングのリズムをつかみます。 

今後紹介しますが、トレーニングスイング(スイングのポジションを確認するスイングの型をつくる)や、藍ちゃんのやっているスローモーションスイングなども自分のスイングを確立させるのに有効です。

練習場での練習の例は下記の通り。


1) 自分のボールの半分
小さいスイングからウォームアップして、自分のリズム、タイミングを確認します。

家で作ったスイングをテストしてみる場所です。

「こうしてみよう」「ああしてみよう」という実験モードは少なくして、自分のスイングセイイングでスイングしてみる場所です。

「素振りはいいのに、本番はなぜか同じようにできない!」
というプレイヤーは多く見られます。
素振りは「素振り」という意識でスイングしていますが、ボールの前に立つと「スイング」から「ボールを打つ」ということに変わってしまうからです。

不思議にもゴルフクラブをスイングすることにフォーカスするとしっかりした当たりが得られます。
ボールを打とうとすると、ボールにコンタクトするのは難しくなります。



2) 残りの半分

実践練習です。
一球ごとにターゲットを変えたり、クラブを変えたりして練習します。
一球づつプレショットルーティンからプレイします。

次にいくコースをプレイしてみるのもいい練習です。
コースを想像して、自分のターゲットを確認してプレイしていきます。
ドライバーは自分のターゲットに対して、右か左か、フェアウェイかラフなのか、自分のショットを判断して、2打目の残り距離を割り出して、クラブを選択します。
パットの分は除いて、プレイしていきます。
プレイ中なので、打ち直しはなしです。
実践でのプレッシャーを少なくするためにも、練習場でプレッシャーをかけて練習します。




コースでの練習は日本では難しいと思いますが、カリフォルニア、ハワイであれば、すいているスーパートワイライトとかで、スコアを数えることは忘れて、コースで練習することも可能です。

家、練習場、コースでの練習を効率的に行って、コースでのパフォーマンスがよくなるように頑張っていきましょう!

練習ドリルは、また機会があるごとに紹介していきます。お楽しみに!

 

2012/09/25

ゴルフスイングのタイミング - お腹もクラブも一緒に -

ゴルフスイングのタイミングはスイング中のカラダの動く順番ですが、お腹もクラブも一緒に動くような意識があると、正しい順番で(いいタイミングで)スイングできるようになります。


お腹もクラブも一緒にフォロースルー



お腹に対して、クラブ(上半身)が早くボールにいきすぎると左にいきやすいです。
左の腰を早く切ることを考えると体幹(おなか部分)と腕(くらぶ)がばらばらになって、ボールのいくえも安定しません。

お腹に対して、クラブ(上半身)が遅れてくると右にいく傾向があります。

お腹もクラブも一緒に動くとボールはまっすぐ飛んでいきます。

クラブフェースがスクエアの状態でボールが捉えやすくなります。


おなかがとクラブが一緒に動くのを体感するドリルです。

家でスイングしてみてください。

グリップエンドをおへそにつけて、クラブを短く持ってアドレス

お腹にクラブをつけたままバックスイングして、お腹にクラブをつけたままフォロースルー



「バックスイングーインパクトーフォロースルー」と、リズムよくスイングするといいと思います。タイミングはゴルフの正確性に大事な要素です。
タイミングがよければボールはまっすっぐターゲットに向かって飛んでいきます。

2012/09/22

Manage your time - コースでの時間の使い方-

アメリカでは18ホールスルーでラウンドするので、1ラウンド時間は4時間半くらいです。

ゴルフ場で過ごす時間の80%はショットとショットの間の時間ということとなり、その時間をいかに生産的に、ポジティブに過ごすかというのが大事です。


New Horizons Golf Approach では、 「スイッチを切り替える」といって、プレイモード、社交モードと切り替えることを薦めています。


プレイモードでは、自分のショットを準備して、邪魔な観念を捨て去ります。
自分のアクションにコミットして、それを実践します。

自分のショット準備ルーティンを確立させることが大事です。
「皆を待たせているかな」「皆どう思うかな」という考えを捨てて、コースでは少しわがままになって、自分のルーティンにコミットしてください。




自分の順番を待つ間に邪魔にならないようにして、準備を始めても、、、
プロのトーナメントでも前のプレイヤーがプレイして、次のプレイヤーがプレイするまで、持ち時間は約40秒といわれます。

自分のショットルーティンを実践するには充分な時間です。
自分のショットルーティン、プレショットルーティンが、身につけば、より効率的にルーティンをすることができるようになります。

(40秒は移動の時間もありますから、前の人がプレイするときは自分も自分のボールの位置に移動していることは重要です!スロープレイはペナルティです!)


プレイが終わったら、プレイモードはスイッチオフ!

自分のポジティブな社交モードをスイッチオンです。


楽しいゴルフの写真を撮ったり。。。

4時間半のゲームですが、4時間半ずっとゴルフのことだけで集中しているのは、大変なことです。
ショットとショットの間の時間を有効に使い、さらにゴルフショットにフォーカスするためにスイッチを切り替えます。

もしゴルフがビジネスゴルフだったら、ショットとショットの間はビジネスに専念です。
友達や同僚とのカジュアルなゴルフだったら、美しいフェアウェイの上で、楽しい会話を楽しむといいです。

ネガティブな考え、自分のショットを分析したりというのは、ゴルフ場でタブーです。

自分のポジティブモードをキープしてください。

ショットのルーティンの例は下記の通り。

1)自分の気持ちの状態を確認する
2)ライを確認する
3)風、、残りの距離、など他の情報を把握して、一番最適なショットを選択する
4)どんな風(高さ、シェイプ等)に自分のボールが飛んでいくか、想像する=自分のショットをコミット
5)クラブをバックから取り出して、スイッチを切り替える=自分のアクションにフォーカス!
6)自分のショットをイメージして素振り
7)プレイ!

ショット後のルーティン
8)自分のショットをが落ちて止まるまで確認する
9)自分がどのくらい自分のショットにコミットできていたか、フォーカスできていたか等確認
(自分のショットについては、解析しすぎない!)
10)スイッチを切り替えて、友達仲間との時間を大事にする

ショットとショットの間の時間をうまく使うことで、さらにショットにフォーカスすることができるようになります。

今週末も楽しいラウンドを!



2012/09/20

Pivot Drill - ピボット・ドリル ~これで体重移動がスムースに ~

ニューホライズンズ・ゴルフ・アプローチのファンダメンタルの中で、「Pivot to Finish (フィニッシュまで体重移動して振り切る)」 というのをこのブログでも紹介しました。

今日はそのピボット&フィニッシュがうまくできるようになるためのドリルを紹介します。

Pivot (軸の周りを回転する) というのと Finish(スイングをフィニッシュする)という二つのアクションを一緒に行います。

ピボットは体重移動をしてバランスよく、くるっと回っていきます。



スイングをフィニッシュすることによって、自分のパワーがうまくボールに伝わってターゲットにむかって飛んでいきます。

レッスンでみていると、スイングをフィニッシュしていないゴルファーも多いです。

ということで、今日は「くるっと回って、ターゲットに向いてフィニッシュする」というカラダの動きを覚えるためのドリルを紹介します。

ピボット・ドリルです。

これから毎日家で50回練習してください。

練習場やゴルフ場でバランスよくピボットしてフィニッシュすることができるようになります。

1)手は腰にあてたまま、ゴルフのポスチャー



2)体重を左側(ターゲット側)に少し移動します。体はまだ正面です。



3)体重を左側に移動して、くるっと回って、ターゲットの方を向きます。


両膝が近づいて、右足はつま先だちになってきます。

この1-2-3をリズムよく繰り返します。

生徒さんのPivot Drill はこちらから



バランスよくフィニッシュできているか鏡でチェックするといいでしょう。

体重が全て移動する感じがわかってきます。
お試しください。

2012/09/18

Finding your Rhythm - 自分のリズムを見つける-

先日一緒にラウンドしたパートナーが 「自分のリズムがわからない」といっていました。

「リズム」というのは日常よく聞く言葉ではあっても、「ゴルフスイングのリズム」といったら「??」のイメージもあるのかもしれません。

私達は生まれ持った「内なるリズム(Inner-Rhythm)」 というものがあります。これは自分にとって一番自然なリズムで死ぬまで、持ち続けるものです。 

発作とか、脳の病気を経験された方は、Inner-Rhythmも変わってしまうかもしれませんが、普通私達は一生変わらないリズムをもっています。

一番自分に合うリズムはリラックスした状態で、見つけることができます。
一番リラックスした状態とは、呼吸をし続けることです。


スイング前に深呼吸。不安や恐怖も一緒に吐き出す。元気なパワーを吸い込む!

人間は呼吸をしているので、「そんな当たり前のこと!」とお思いになる方もいらっしゃるかもしれませんが、実際にスイングをするときに口を閉じて力が入っているプレイヤーはよく見かけます。

呼吸をし続けることで、自分の迷いや恐怖などに邪魔されることなく、リラックスした状態でスムースなスイングができます。

呼吸をして、リラックスした状態で、自分のスイングのリズムを確認します。

先日のブログのAwe-ingドリルは、自分のスイングのリズムを確認するのに最適なドリルです。

私は自分のスイングのリズムを確認するために、「リズムとタイミング」だけにフォーカスした練習をしていました。

自分の練習球の1/3くらいをかけて、「リズムとタイミング」だけを確認してみてください。
(もし週に数回練習にいく場合は、「この日はリズムとタイミングだけ」と決めて練習してもいいかもしれません。)


私が自分のタイミングを確認するときは、

3回自分のスイング・セイイングを使いながら連続振り(リズムでスイングする練習) 
 ↓
1回素振り
 ↓
プレイ

の順番で練習します。素振りのときも、本番のときも同じスイングセイイングを使います。
まずはスイングースイングのハーフスイングくらいで、短いクラブで始めます。

スイングのリズムは小さいスイングでも、長いクラブのフルスイングでも同じです。
スムースに振りやすい小さいスイングから始めるといいと思います。

プレイをするボールは10球づつでセットにしておきます。
一つのクラブで10球打って自分で点数をつけます。
10点満点でも100点満点でも構いません。

点数のポイントは
1)スイングのリズムは、よかったか?
2)タイミングはよかったか?
3)バランスよくフィニッシュできたか?(いいタイミングでスイングできるとフィニッシュもバランスよくなります)



ターゲットに向いてバランスよくフィニッシュ!


リズム・タイミングがいいと、フィニッシュもバランスよくなる!

等。あまりたくさんチェックすると難しくなるので、シンプルに設定するとよいと思います。

上記の点をチェックするので、自分の打球が右にいっても左にいっても、上記の1,2,3がよければ、点数は10点になります。

最初は点数が低くても、ずっと続けて下さい。
最初から高得点が続いても、やり続けて下さい。

自分のリズムがわかってきます。

「あたりがうすい」「だふった」という評価も含まれません。

これが一つのポイントだけ「Isolate」したトレーニングで、今後自分のスキルを磨くのによくつかうトレーニングです。

一つの点に絞って練習する方が、わかりやすく効果的です。

練習球の1/3で、スイングのリズムとタイミングがつかめたら、自分の練習が必要なテクニカルな部分を練習して、最後の1/3は実践に近い練習(一球ごとにターゲットやクラブを変えたり、ルーティンからプレイします。もしくはラウンドを想定して練習場でラウンドしてみても)をします。

練習場でのトレーニングについては、別の機会に紹介したいと思いますが、自分のタイミング・リズムを掴むまでは、それだけで、練習球の2/3を費やしてもいいですね。残りは実践とか。

スイングのリズムは、自分の内なるリズム(Inner-Rhythm)に対して早くても遅くても、いけないようです。

是非自分のリズムを見つけてみて下さい!

わかりにくい方は是非レッスンにお出かけください!




2012/09/15

Aweing Training - リラックスしてスイングするためのトレーニング-

Aweing はその名の通り、Ahh(アー)といいながらスイングする練習です。

アーはお腹の底から低い音をだします。長く途切れることなく、音を出します。

胸から高い音が出やすいですが、お腹の深い底を意識して、音を出します。

Awe といいながらスイングすることで、気持ちを落ち着かせて、リラックスしてスイングできるようになります。

自分の内側の目が開いて、より想像力を裕かにさせます。

Aweといいながらスイングすることで、自分のタイミング、リズムもぴったりあってきます。

もし力が入っているときは「アーーアー」 とか途切れ途切れになり、スイングもばらばらになります。

あまり技術のことを考えているとうまくできません。

自分の内側のゴルファーを目覚めさせ、内側にいるゴルファーがコントロールするのでしょうか。
Aweがうまくいったときは、力が抜けて、タイミング・リズムよくスイングできていることに気がづくと思います。

まずは直立して、Aweの音を出す練習をしてみてください。

なかなか息が長く続かないと思います。

慣れてきたら、ゴルフのポスチャーで試して下さい。

スイングも途中で息が途切れてしまうかもしれないので、まずは小さいスイング、ハーフスイングで練習するといいと思います。

ラウンド前もAweといいながらスイングして気持ちを落ち着かせてから、プレイしてみてください。

どんなウォームアップよりも効果的かもしれません!


それでは今週末も楽しいラウンドを!

2012/09/13

Point - to - Target - ターゲットを意識する練習 -

ゴルフはターゲットのスポーツで、ターゲットを意識してスイングしていくのは、大事なファンダメンタルの一つであることをブログでも紹介しました。

ターゲットを意識するためにターゲットにクラブを出していくというのは、自分とターゲットを結びつける大事な手段です。


まずはお腹の高さくらいのハーフスイングで練習してみましょう。

スイングースイングでスイングしたあとはクラブはターゲットを指していきます。



まだ2回目のレッスンでしたが、カラダも腕も一緒にターゲットに向いています。

クラブもカラダも気持ちもターゲットの方に向いていきます。

ハーフスイングでスイングが大きすぎて、どこか違うところにいってしまっても、お腹の位置にクラブを戻してターゲットに向けていく練習をしていきましょう。

これはターゲット志向であるゴルフスイングを自分で再認識するのにも繋がります。

ハーフスイングより小さいアプローチショットのときはクラブがターゲットの方に出ていっているのが確認しやすいかもしれません。



女性には少し難しい練習かもしれませんが、利き腕一本でクラブをもって小さいスイングをしてクラブをターゲットの方に出していく練習をしてもいいと思います。

利き腕一本でスイングすることで、自分の利き腕のコントロール、利き腕がターゲットに向いていく感じが確認できます。

ターゲットにクラブが出て行くと、自然と自分のボールもターゲットに近づいていきます。


クラブがターゲットに向いているときに、カラダがどんな状態か確認してみてください。

体重はターゲット側に大分移動していますか?

クラブフェースは自分の胸骨に対してスクエアですか?
それともクラブはオープンかクローズになっているでしょうか?

バランスよく立てているでしょうか?

右手のクリッププレッシャーはどんな感じですか?

ボールがまっすぐターゲットに飛んでいったときに自分のカラダはターゲットを向いていますか?それともターゲットより左をむいているでしょうか?

自分の状態を確認してみてください。


バランスよくフィニッシュまでスイングできたときはボールはターゲットの方に飛んでいきます。


プロのスイングをみてるとフォロースルー ~ フィニッシュしてクラブはお腹の位置に戻ってきてます。    
   


           
フォロー


                      スルー


フィニッシュ!
クラブがお腹に戻る -Point to Target -

スイングをフィニッシュして、ターゲットと再度自分を結びつけるを練習をしてみてください。

もっとTarget Orientedになります。気持ちもボールもカラダもターゲットに向いていきます。

2012/09/11

Focus what you are doing - 自分がしていることにフォーカスする -

ファンダメンタルがわかって、自然体で自分の利き腕でプレイするということが理解できて、これからいよいよ練習やラウンドとなるわけですが、その際大事なことがあります。

自分がしていること、自分がしようとしていることにフォーカスする

ということです。

自分がしようとしていることを注視することを怠ると、何らかのアクシデントに遭ってしまうでしょう。

アクシデントは時に自分がフォーカスするのを忘れたときに起こります。


車の運転のときは、どこにいくのか、どこの出口で降りるのか、前後の車、ポリス等いつも注意を払っています。

効率的、生産的にゴルフを学び、プレイしていくためには、自分がしていることに注意を払っておく必要があります

自分がしていること、しようとしていることにフォーカスしていればしているほど、どんなアクションがより自分の思う結果がえられるのか理解できるようになります。

練習で自分のパターンがわかれば、どのアクションが自分にとってベストで、どんなアクションが自分にとってマイナスなのかわかうようになります。

自分のアクションにフォーカスするのをわすれると、「何でこうなった??」ということになり、自分のアクションから学ぶことができなくなります。

自分のアクションにフォーカスして、自分のパターンがわかっていれば、ミスショットをしても、「少し〇〇だったな。。」と自分のミスを理解して、修正することもできるようになります。


自分のフォーカスしていることを理解して、パターンを学ぶ

よく学ぶプレイヤーは、いいプレイヤーということですね。

仕事のときや、車の運転をするときのように、「自分が何をしているか」集中していきましょう。

仕事もより効率的になるはずです。

今週も一週間頑張りましょう!


2012/09/10

Playing Natural - 自然にプレイする

ファンダメンタルを全て紹介したところで、New Horzison Golf Approachで大事にしている、「Playing Natural Way (自然にプレイする)」というのを紹介しておきます。

自然にプレイしているプレイヤーの方が、ファンダメンタルの吸収も早いです。

何か自然か、無理のないスタイルかといったら、例えば、右利きのプレイヤーだったら、右手でプレイするということです。

以前は、「右利きのプレイヤーは、左を使え!」といわれたものですが、これはヒッコリーシャフトのような昔のクラブには有効だったという話。

最近のクラブでは、以前のようなローリングアクションは必要ありません。

自然にクラブを握って、自分のリズムでスイングしたら、自然にクラブフェースは、インパクトでスクエアに戻ってきます。

鏡の前で自然に立ってみてください。

たったときに皆さんのナックル(手のぐりぐり)はいくつ見えますか?

これは普段のポスチャーにもよりますが、肩からどのように手がぶら下がっているかということで、個人差があります。

ぐりぐりが一個しか見えないひと、ぐりぐりが2個見える人、様々です。

私は左手がのぐりぐりが2つくらい、右は一つくらいで構えたほうが自然にスイングできる感じがします。

ゴルフのポスチャーで前傾をして、自然に手をぶらぶらしてみてください。

自然に手が肩からぶら下がっている状態でクラブを持つともっと力が抜けて構えられると思います。

手首も自然に使います。無理やり手首を使うよりは自然に返ってくる感じです。
クラブをお腹くらいで水平に振ってみてください。手首を自然に動かす感じを体感できると思います。


試してみて下さい。
わからない方は、是非自分のコーチ、インストラクターに確認してもらってみてください。


人間をみても慌てないワイルドターキー。どこにいても自然な振る舞い???

2012/09/06

Fundamentals for Good Feel - 気持ちよくスイングするためのファンダメンタル-

Good Feel のためのファンダメンタルは下記の二つ。

1)タイミング
2)リズム

ゴルフスイングのタイミングは、「体の動く順番」ですが、New Horizons Golf Approachでは、「Everything together (全て一緒に)」と説明しています。



Everything Together!
本やテレビでは腰が最初、下半身が最初と説明されていて、確かにダウンスイングをリードするのは下半身ですが、腕のスイングと下半身の動きが一緒になって、フィニッシュまでふりきるイメージが大事です。

腰だけ先に動いて、上半身が遅れてくるのも困るし(スライスの原因)、腕が頑張りすぎて、腕とクラブが下半身を追い越していってしまうとそれも困ります(フックの原因)。

ということで、「腕も体も一緒に動いて、一緒にフィニッシュする」というフィーリングが大事です。


2)のリズムは美しいというだけでなく、スポーツをするときに重要なEye-Hand Coordination(目と手の調和)に繋がっています。

テニスのサーブとか、ジャッグルとかもリズム(Eye-Hand Coordination)が重要です。頭で考えていてもなかなか難しいです。

ジャッグル


Eye-Hand Coordinationが(目で入ってきた情報から行動をおこすために)内側のリズムに働きかけます。

リズムは自分の内側のリズムとマッチしている必要があります。
ゆっくり歩く人、ゆっくり話す人、ゆっくり運転する人 は、ゆっくりのリズムかもしれません。
速く話したり、速く運転すしたりする傾向のある方は、内側のリズムも早いかもしれません。

スイングのテンポの速い、遅いというのと、リズムは少しことなってきます。

リズムはスイングの最初から最後まで、止まることなく流れるようなイメージです。

韓国の選手は安定して強い選手が多いですが、「リズムがいい」とよく言われます。
リズムがいいと、スイングのタイミングも合ってきます。

タイミングがいいとGood Feelはもちろん、ショットの正確性に繋がってきます。

ファンダメンタルがしっかりしていると正確で、パワーもあって、自分のスイングしたときのフィーリングもよくなります。

ファンダメンタルをこの機会に是非レビューしてみて下さい!

2012/09/02

Fundamental for Power - Pivot to your Finsh (フィニッシュまで体重移動して振り切る)

ピボットというのは、軸の周りをくるっと回転するという意味ですが、ゴルフスイングでは、

「体重移動してくるっと回ってターゲットの方に向く」

というようなイメージでしょうか。

体重を移動して回転しないと、体重が右側に残ってしまったり、ターゲットまで回転しきれなかったりという原因になります。

Fundamentl 1のターゲットまでしっかり振り切るということに関係してきます。



ゴルフスイングのパワーは3つの要素があります。

1)体を捻って創出されるねじり(torque)のパワー

2)体重移動などの横(horizontal)のパワー

3)フォロースルーのときに高く伸び上がると創出される縦(Vertical)のパワー

全ての要素が無駄なくボールに伝わるとおおきなパワーになりますが、体重を移動するだけでも、大きなパワーにつながります。



縦のパワーも活かした背の高いフィニッシュ!


レッスンで拝見していると、しっかり体重移動して、自分のターゲットに自分の体が向いていくまでスイングしていない方が多いです。

しっかり体重移動してフィニッシュまで振り切る!というが大事な要素です。



試してみて下さい。