2016/02/27

5月半ばからインディアナ州でゴルフレッスン! - Summer job in Indiana! -

今年も5月半ばからアメリカ中西部で、夏を過ごします。

主人のエドは引き続き、シカゴの南にあるOlympia Field CCで、Director of Instructionとして働きます。


私は、インディアナ州の北西にあるLost Marsh Golf Clubで、ファーストティプログラムのコーチをする傍ら、レッスンをすることになりました。


Lost Marsh GCは、もともとMarsh(湿地帯)であったところがゴルフ場になりました。

ゴルフ場は、ウォーターハザードがたくさん配置されていますが、戦略的であり、美しいゴルフ場です。

一番ホールは両サイドウォーターハザードです。



池越えのティーショット!

パー3も池越え!

2打目も池越え!


Lost Marsh Golf Clubの敷地内には、芝からの練習場、マットの練習場、18ホールのゴルフ場、9ホールのエグセキュティブコース、パッティング&チッピング用のグリーンがあります。




ショートコースも長いラフに囲まれて戦略的!



クラブハウスの前のパッティング &チッピンググリーン。
クラブハウスは、屋内に滝が流れるゴージャスな造りです。


芝から練習できる練習場


 ファーストティ・プログラムにはたくさんの子供たちがやってきます!


Lost Marsh Golf Clubでは、5月半ばから9月まで、レッスン、ゴルフクリニック、ゴルフスクールを開催する予定です。

シカゴからも、車で30分のロケーションで、たくさんのプレイヤーがシカゴから訪れます。

皆様もぜひ、シカゴ近郊にいらっしゃる際はお立ちよりください。
おいしいシカゴピザも近くで食べられますよ~







2016/02/22

LPGA Golf Clinic for Women!

今年もLPGA Golf Clinic for Women  というビジネスウーマン向けのゴルフクリニックで、インストラクターをさせていただくことになりました。


8月29日 Palo Alto Hills Country Club (Palo Alto, CA)

9月19日 Westmoreland Country Club (Wilmette, IL - シカゴから15分くらい北)




LPGA Women's Clinic は、25年以上も続いている女性ゴルファー向けのゴルフクリニックで、丸1日たっぷりゴルフのイベントです。




まずはブレックファストで、生徒さんとインストラクターが同じテーブルで食事をし、ゴルフ場で、ショートゲーム、パッティング、練習場でショットの練習のあと、ラウンドレッスンを行います。

レジェンズツアーからツアープレイヤーが参加し、デモや、スイングのアドバイスをしてくれます。


ゴルフのスキルレベルに分けてクリニックは開催されるので、しばらくゴルフをしていなくても、全く経験がなくても、まったく問題ありません!





ランチも、ラウンドのあとのカクテルパーティ、プライズや、抽選会など、盛りだくさんの一日です。


当日のスケジュールはこちらから


去年は見事、私の生徒さんが、ドラコンをゲット!

ツアープロと一緒に撮影したグループ毎の写真ももらえます!
参加のプレイヤーは、クラブを持っていく必要はありません。

その場で最新のレディスモデルが試せて、そのままラウンド可能です!



ぜひこの楽しい体験を一緒にしてみませんか?



ぜひ会場でお会いしましょう!

2016/02/18

Focusband training- フォーカスバンドでトレーニング

今回のPGAショウでも話題になっていたものの一つに「フォーカスバンド」が、あります。

頭にコンピュータの入ったバンドを頭につけて、脳の右脳か左脳のどちらを使っているか確認できます。






緑色は、右脳で、左脳を使っていると赤色に変わります。
ラウンドの際は、右脳がアクティブな状態がいいと言われています。

スイングに事や賭けのお金や余計な事を考え過ぎると赤色になってしまいます。

バンドは、携帯やタブレットの専用のアプリと繋がってトレーニングをする事ができます。
練習場やコースでの練習にも効果的です。

ちょっとバンドが恥ずかしいですが、、、



まだ手に入れたばかりなので、私も色々と試しているところです。

脳の部分だけでなく、無心度と、目の動かし方(quiet eye )についてもポイントが表示されます。

動揺すると目の位置が安定しないからです。

無心がmushin と英語になっているのが興味深いです。
禅の思考が大分浸透している証拠です。

トレーニングの様子はこちらから。

Jason Dayはルーティンもショットの間も100点だったとか、、、

トレーニングで、深呼吸の有効性を改めて感じています。レッスンで更に情報を提供していきたいと思います。ご期待下さい!






2016/02/17

Creating Golfer for a Lifetime through Junior Golf - ジュニアゴルフに関するLPGA西部支部のセミナー -

ジュニアゴルフに関するLPGAのセミナーに参加してきました。

「ジュニアから生涯を通して、ゴルフを楽しめるゴルファーの育て方」というアジェンダで、年齢別の特性、ゴルフ場、練習場でのゴルファーへの接し方、ジュニアから長い間ゴルフを楽しんでいるプレイヤーがどんなことをゴルフを通して学んだか、コーチとしての家族と接し方等々を学びました。

ゴルフを生涯楽しくプレイしていくためには、楽しい経験が大事ですが、楽しむためにゲームをセミナーに参加したコーチたちが考案。

ゲームもゴルフに関係ないゲームを選んで、それをゴルフ場で実践してみるというアクティビティです。

ゲームのリストは終わりがない、、、


 ゲームはコーチたちが、実際に自分でプレイしてみます。
ゲームは大人でも楽しいです!








子供たちもセミナーにきてくれて、ゲームをプレイしたり、練習場での練習を実際に見てあげたり。


最後は子供たちといっしょにフットゴルフを体験。



自分の中学や高校の部活動を考えると練習は、同じことの繰り返しで、あまり面白くなかったですが、試合に勝つためにはその繰り返しで、我慢が必要と学びました。

アメリカでは「楽しい経験をする」ということに重きをおいて、生涯ゴルフはもちろん、スポーツをしていけるように教育しています。

そういう意味では、私も発想の展開が大事です。


こちらでは「Outside of Box」(箱の外で考えろ)とよくいいますが、そこがなかなか難しいところです。
私も日本の環境での経験を別にして、楽しめる環境をいつも提供していけるように、ゴルフや、ゴルフをとりまく普段の生活以外のところにも視野を広げるように心がけています。

子供たちのこともできるだけたくさん理解できるように、子供たちからいつも学んでいます。



色々な面で刺激のある一日でした!

お疲れ様でした!





2016/02/04

BioSwing Dynamics Certification after PGA Show - PGAショウ後のバイオスイングダイナミクスの認定コース-

PGAショウに引き続き、オーランドでバイオスイングダイナミクスの認定コースが開催されました。



一日目は、室内で講義。バイオメカニクスについて、バイオスイングダイナミクス理論について、スクリーニングについてたっぷり勉強しました。


まずは、バイオメカ二ストのScott Lynn博士が、バイオメカ二クスについて説明してくれました。

バイオメカニクスは、生物のシステムの構造とか機能の研究

メカニクスは、体にもたらす力が与える影響についての研究

バイオメカニクスは、運動学、物理学、数学やエンジニアリングと色々な分野に関わっているので、ニュートンの法則から始まりました。

「パワーは地面から」と説明していますが、ゴルフのスイングをするときに、私たちが地面に立っているとき、地面から同じ大きさの力が働いています。(グランド・リアクション・フォース)


その地面の力がないと、ゴルフスイングは不可能だ!

地面を踏みしめることがないと、その弾みを力に変えることができないと。。


という説明がありました。

こちらのビデオをみるとよくわかります。




ゴルフスイングはその地面の力を無駄なく、足から体のコア、腕からクラブ、ボールへと伝えていくのが重要です。

なので、最近は多くの先生がグランド・(リアクション)・フォース(地面からの力)について話しをしています。

バイオスイングダイナミクスのスイングも効率的にパワーを伝える方法を提案します。

講習では、スイングの形、バランスやスタンス、ポスチャーから一番自分が強いポジションを確認しました。
それがパワーの潜在的な要素です。
そのポジションを活かすことで地面からの力が無駄なくボールに伝わっていきます。



2日目は外で、実践。スクリーニングの方法やレッスンへの適応の仕方を学びます。






強いポジションが大事ということの理解も深まったので、皆さんが一番パワーが伝えやすい、スタンスや構え、トップのポジション、グリップ等々もさらに細かく提案していきたいと思います。

ご期待下さい!


2016/02/03

LPGA Seminar at PGA Show (2) - Girls Golf - ガールズゴルフプログラムに関するセミナー

ガールズゴルフのプログラムのセミナーにも参加しました。

ガールズゴルフ・プログラムは、2002年には3000人余りだったメンバーシップが、今や50,000人以上になり、急成長しているプログラムです。

さらにガールズフレンドリーなイメージにロゴも一新しました!






可愛らしいイメージになっています。セミナーでの資料もこんな感じ。


セミナーでは、ガールズゴルフの軸である、5E にちなんで、5つのグループに分かれてそれぞれの分野でのアドバイスがありました。

ガールズゴルフの5E 

Empower (パワーを与えること)
Enrich (豊かになること)
Engage (没頭すること)
Exercise (エクササイズ)
Energize (エネルギーをもらって元気になること)

ボランティアの見つけ方、ボランティアの仕事の内容、コミュニティ、基金の集め方、プログラムについて、マーケティング等についてのアドバイスです。



プログラムは楽しくないと!

ガールズゴルフは7歳から17歳の女の子が対象ですが、14歳までに40%以上の女の子がスポーツを辞めてしまうというリサーチの結果から、その女の子たちがスポーツを続けられるように作られたプログラムです。

スポーツをしていた方が、自信や自尊心も強くなります。

女の子は女の子だけの方が、自由で快適な環境になるようです。
皆の前で恥ずかしい思いをすることが、スポーツを遠ざける原因になっています。




アメリカでは、経営に携わる女性のうち、82%が、高校や大学でスポーツをしていたようです。

まさに文武両道で、スポーツをすることで、自分の生活自体がエネルギーにあふれて、勉強も頑張れる、時間の有効な使い方を学ぶということだと思います。

スポーツをすることで、健康的な生活が送ることができるのはもちろん、学校の成績もいいようです。


日本は、男性女性に関わらず、いい学校に入るために勉強一筋になりがちですが、こちらでは、勉強以外のものも必要になってきます。

成績が同じ場合、勉強以外に何をしたかで評価されるようです。

高校に入ると、ボランティアをして地域に貢献することも大事で、そういった高校生のボランティアたちが、子供たちの理想像(ロールモデル)の役割を果たしています。

今回のセミナーでさらに、プログラムについて学ぶことができました。



少しでも多くの女の子たちがスポーツを辞めないように、ゴルフを楽しんでもらうために、私もベストを尽くしたいと思います!



2016/02/02

LPGA Seminar at PGA Show - Evolution of Ball Flight Laws with Gary Wiren - LPGAのセミナー(1)

Dr. Gary Wiren ( ゲイリー・ワイレン)は、PGAのゴルフ殿堂、世界のゴルフティーチャーの殿堂です。




Gary Wirenは、たくさんの著書もありますが、私たちには、「Ball Flight Laws (ボールの飛び方の法則)」で有名です。

一時は日本でもゴルフのテレビ番組に出演していたとか。。

その法則は、PGAマニュアルで紹介されたもので、下の5つがボールの飛び方に影響するというものです。

1) クラブヘッドスピード
2) コンタクト
3) クラブヘッドのパス
4) クラブフェース
5) クラブフェースの角度

その後技術も進化し、研究も進んで、Laws(法則)の中の表現が間違っているとか、間違いやすいとかいろいろな議論があったようです。

Dr. Wirenは新しいPGAマニュアルに取り組んで、その表現を変えているようです。





今回のセミナ-では、ボールの飛び方を確認するためのシステム、FlightScopeの方がボールの飛び方に影響するものとして、次のものを紹介していました。

-クラブヘッドスピート
-スマッシュファクター 
(インパクトの時のクラブフェースのポジション、ボールスピード ÷ クラブヘッドスピード )
-クラブフェースの角度とダイナミックロフト (インパクトの時のロフト)=クラブヘッドの進路
-クラブのパス & 入射角(スイートスポットがボールにアプローチする角度) = クラブヘッドの方向

技術も進んだのでいろいろなことがわかってきています。

まあこれは私たちインストラクターが勉強することで、皆さんが理解する必要はないと思いますが。

できるだけたくさんの情報を吸収して、生徒さんが思うようなショットをプレイできるようにレッスンをしていきたいと思います。

ボールの飛び方のセミナーでしたが、Dr.Wirenがゴルフ殿堂ということもあり、彼が65年レッスンで培った情報を私たちにもシェアしてくださいました。




もちろん効果的なティーチングエイドについても。






ゴルフレッスンで重要なもの

-バランス
-プリショット・ルーティン
-筋肉のテンションはゴルフスイングを破壊する
-人生と同じく完ぺきは得難いもの。ミスを受け入れる
-パットが入らなかったら、チャンピオンにはなれない。パットを練習するように
-パワフルで効率的なスイングをする
-メンタルの強さはパフォーマンスに重要。自信は一番強固なツール


レッスンの仕方についてのアドバイスもありました。

これからのレッスンで活かしていきたいと思います。

技術も進んでティーチングの世界も進化しています。

でもまさに温故知新で、古い情報も大事。そこからも多くのものが学べます。
これからも引き続き古いものも、新しいものも勉強していきたいと思います。



LPGA Education at PGA Show - PGAショウでのLPGAのイベント -

1月の最後の週は、毎年フロリダ州のオーランドで大々的に、PGA Merchandise Showというゴルフ業界の展示会が行われます。

ゴルフ用品、ゴルフ備品、アパレルはもちろん、ティーチング備品や、トレーニング用品、シミュレーションゴルフからゴルフカートや、ゴルフツアーに関して、ゴルフに関するすべてのものが展示されます。

さらに色々なセミナーや講習会などが行われ、ゴルフ業界の人が世界中から集まります。

LPGAもこの機会にセミナーやイベントを開催しています。

まずは、Annika Sorenstam との朝食会。



LPGAは、「LPGA Leadership Academy (リーダーシップアカデミー)」の設立を発表しました。これから東海岸と、西海岸で、ゴルフを通して、次世代のリーダーシップを養う教育を始めるようです。15歳から18歳の女の子が応募できるようで、2日間のセミナーは、その基金で賄われるようです。

そのアカデミーでは、女の子たちは、人間関係の築き方、障害を乗り越えていく方法、つまづいたときにどうやって立ち直っていくか等々をゴルフを通して学ぶようで、素晴らしいプログラムです。

私もこんな教育受けてみたかったです。

アニカはそのリーダーシップアカデミーの大使として活動するようです。
詳細はこちらから

そのリーダーシップアカデミーの代表は、LPGAの大先輩のDebbi O'Connell

Positive Pose はこちらから

まずはポジティブなポーズが大事ということで、皆でポジティブポーズを練習しました。





有意義な朝食でした。

朝食の後は、LPGA主催のセミナーに参加。
「ボールの飛び方の法則の進化」と「ガールズゴルフ」に関してのセミナーに参加。

セミナーについては追って紹介します。。
ゴルフ殿堂・「ボールの飛び方の法則」のGary Wiren






夜はロレックス主催のアワード・セレモニー。
2015年に優れた先生やコーチが表彰されました。



LPGAは、メンバーも増え、活気にあふれる組織です。
色々にパワフルなイベントでした。





他の楽しみはLPGAのみんなに会うこと。

LPGAのお友達に会って、楽しい一日でした!