USGA の発表の様子
「While We're Young」 というのは、アメリカでとても流行ったゴルフ映画「Caddyshack」(日本語やに訳したら「キャディ小屋」)の映画から引用されています。
アップスケールなカントリークラブで、キャディとして働く少年を中心とした、カントリークラブをめぐるストーリーですが、チェアマンやメンバーはもちろん、グリーンキーパーなどが独特のキャラクターで、面白いコメディ映画です。
映画の中で、 「Let's Go! While We're Young!」(早くいこう!若いうちに)という、プレイヤーのショットを促すフレーズがあり、それがキャッチフレーズに使われたようです。
タイガーはもちろん、アーノルドパーマー、アニカ・ソレンスタムなどもCMに登場しています。
アメリカでも「Pace Of Play」は大きな問題になってきています。
スケジュールが限られている中で、ゴルフを楽しむには、ティーボックスで待つ時間を減らしたいものです。
USGAが「Pace of Play」を守ってプレイするための秘訣をいくつか紹介しています。
日本のゴルファーでも役に立ちそうなものをいくつか紹介します。
詳細な情報はこちらからどうぞ。
1. スマートにスタート
ティータイムより早くティーボックスに到着してボール、ティ、グローブ等準備をする
2. Tee it Forward !
日本ではバックティからプレイするときは、許可の要るゴルフ場も多いですが、自分のレベルに応じたティーからプレイすることを奨励しています。
3.違うフォーマットでプレイしてみる
マッチプレイや、ベストボールでプレイしてみる。
(全てのプレイヤーがホールアウトする必要はないので、プレイは早くなります。)
日本ではあまり馴染みのない、マッチプレイもたまにプレイしてみると楽しいと思います。
4.ティーグランドでの時間を短縮する
USGAは前の人がプレイしてから自分のショットをプレイするまで20秒を奨励しています。
5.自分のボールにいくまえに、どんなショットをプレイするかを考えておく
悩んでると、自分のルーティン以外の動作をしてしまうことが多いです。自分のプレイにもマイナスです。
6.自分のルーティンはシンプルに短く
普段からルーティンを使ってプレイする練習をしておきましょう。
7.距離感をつかむ
ヤーデージ表示と歩測をうまく利用して、全てのショットで距離を計測する時間を短縮する。
距離を同伴プレイヤーに聞くのは、ペナルティではないので、同伴プレイヤーに聞いて確認しても。
8.カートをシェアするときも効率的に
カートを何人かでシェアしているときは、一人のプレイヤーのところまでいったら、残りのプレイヤーは自分のボールまでそれ相応のクラブを持って歩いていく
自分がプレイしてから皆をピックアップする。(カートで一人がプレイするのを、皆で待っているのを避ける)
9.お互い協力しあって
同じ組のプレイヤーのボールがどこにいったか、よく見ておく。バンカーを直したり、ディボットを埋めたり、フラッグにアテンドしたりも協力しあう。
10.前の組を確認してついていく
どうしても前の組とのギャップが広がってしまうようなら後ろの組の人に先にいってもらう
11.グリーン上では、きびきびと効率的に。スコアは次のホールに移動してから
ボールがグリーンに乗ったら、マークして、ボールを拭いて、準備をする。他の人がパットしているときに、邪魔にならないように準備する。クラブは次のホールの近くにおいて、ホールアウトしたら速やかに移動する。
スコアは次のティーについてから。
ペースがよくなると、プレイも無駄なくリズミカルになります。
スコアアップにもつながり、さらにゴルフが楽しくなると思います。
Have Fun!
学生ゴルファーの時からとにもかくにも10番がキーでしたね。前の組との間隔が空いてしまうのは、反省会での指摘事項の最も大切なことでした。(今では体罰なのでしょうが、合宿の時は、違反者は正座が待っていたな・・・)
返信削除テレビが普及してプロのプレーを見る機会が多くなった今は勘違いして6番・11番でプロの真似をして時間をかけるプレーヤーが日本でもアメリカでも増えたような気がします。
特に11番では、自分の番になってから、毎回ホールカップの向こう側まで行ってラインを読む(振りをする??)プレーヤーは困りものですね(笑)
貴重なコメント有難うございます。
返信削除前の組いついていけなかったら、正座っていうのはいいですね(笑)
ルーティンが長くなりすぎても、考えすぎて、プレイの妨げになるので、できるだけシンプルなルーティンをレッスンでも提案していきたいと思います。
日本ではカートでプレイするのになれていないプレイヤーも多いので、カートで皆が待っている、カートで止まって、皆でスコアをつけているという状態はなくしていきたいですね。