2016/10/20

バイオスイング・ダイナミクスの概要(8)-手首のアクション

今年は日本でバイオスイング・ダイナミクスのインストラクター向けトレーニング、アマチュアゴルファー向けバイオスイング・ダイナミクス・ワークショップを企画しています。開催に先立ち、バイオスイング・ダイナミクスに関して紹介しています。

ご興味がある方はこちらから確認下さい。

インストラクター向けトレーニング
ゴルファー向けワークショップ

バイオスイング・ダイナミクスの3つのカテゴリーについてはこちらから
バイオスイング・ダイナミクスの概要(1)スイング軸(パワーの要素)
バイオスイング・ダイナミクスの概要(2)スイング・パス(正確性の要素)
バイオスイング・ダイナミクスの概要(3)レバー・デリバリー・アクション (クラブをリリースする方向)
バイオスイング・ダイナミクスの概要(4)ポスチュラル・リリース (インパクト~フィニッシュの体の動き)
バイオスイング・ダイナミクスの概要(5)ヒップテスト―インパクト時のヒップのローテーション
バイオスイング・ダイナミクスの概要(6)-スイング・トラック(バックスイングのトップ)
バイオスイング・ダイナミクスの概要(7)-スイング・スロット(ダウンスイングのプレーン)


「レバー・デリバリー・アクション」のブログで、レバー(てこ)の力をゴルフスイングでは利用していると説明しました。


ゴルフスイングには、手首をコック(ヒンジング)を使って、パワーをためて、ボールをエネルギーを伝えていく、手首のレバー・アクションがあります。

その手首の使い方も3種類あります。


手首を手前に動かすVertical(縦)のヒンジアクション


手首をスイングプレーンに対して平行に動かしていく、Horizontal(平行)のヒンジアクション


手首を斜めに曲げていく、Diagonal(斜め)のヒンジアクション

手首の使い方によって、トップでのクラブフェースの向きが変わってきます。



縦のヒンジングのアクションのプレイヤーはトップで、クラブフェース(黄色い線)が左の前腕(青い線)にたいして、少し縦になってくるイメージです。


スイングプレーンに対して平行に手首を使うプレイヤーは、トップで、フェースが上を向いてきます。手の平の上のトレーとか、蕎麦屋の出前といわれる、シャットのポジションです。



斜めに手首を使うプレイヤーのトップは、クラブフェースも斜めで、左手の前腕とクラブフェースが平行になってきます。

スクールのレッスン等で、トップで蕎麦屋の出前のイメージでというのは、合うプレイヤーは大体3割で、それ以外のプレイヤーは、蕎麦屋の出前のポジションはうまくできません。それか、怪我の原因になります。


これは、ヒンジングを確認するツールを使ってテストします。

プレッシャーを与えて、どのアングルが一番強く同じアングルを保っていられるかテストします。



写真は縦型の確認方法



自分にあった手首のヒンジングを学ぶためには、手首のプリセットドリルを行います。
手首のポジションを予めセットしておいて、トップのポジション、手首の使い方(ヒンジ(曲げる)、アンヒンジ(伸ばす))を学びます。





手首のプリセットドリルのビデオです。自分の手首のポジション(縦か、平行か、斜めか)から行います。


手首の使い方は、正確性を与える腕のスイング(アームスイング)大事な要素です。

ぜひBioSwing Dynamicsゴルフレッスンでご確認下さい。


バイオスイング・ダイナミクスゴルフレッスンをキャンペーン中!



皆様のお越しをお待ちしています。






2016/10/17

バイオスイング・ダイナミクスの概要(7)-スイング・スロット(ダウンスイングのプレーン)

今年は日本でバイオスイング・ダイナミクスのインストラクター向けトレーニング、アマチュアゴルファー向けバイオスイング・ダイナミクス・ワークショップを企画しています。開催に先立ち、バイオスイング・ダイナミクスに関して紹介しています。

インストラクター向けトレーニング、ワークショップともにまだ空きがありますので、ご興味がある方はこちらからご確認下さい。

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バイオスイング・ダイナミクスの概要(1)スイング軸(パワーの要素)
バイオスイング・ダイナミクスの概要(2)スイング・パス(正確性の要素)
バイオスイング・ダイナミクスの概要(3)レバー・デリバリー・アクション (クラブをリリースする方向)
バイオスイング・ダイナミクスの概要(4)ポスチュラル・リリース (インパクト~フィニッシュの体の動き)
バイオスイング・ダイナミクスの概要(5)ヒップテスト―インパクト時のヒップのローテーション
バイオスイング・ダイナミクスの概要(6)-スイング・トラック(バックスイングのトップ)


バックスイングの軌道、トップの位置が3種類あれば、ダウンスイングのプレーンも3種類あります。

(大まかに3種類ということで、上の軌道と真ん中の軌道の中間とか、その間のかたもたくさんいらっしゃいます。)

バイオスイング・ダイナミクスではスイング・スロットといっていますが、スロットは細長い溝という意味もあります。

自分のスロット(溝)に合わせて、そのスロットに沿って振りぬいていくようなイメージでしょうか。2本の白い線の間でスイングしていきます。



お尻のプレーン



トルソー(胴、おへそ)のプレーン



肩のプレーン



スイングのイメージは下記の通りです。

1) お尻のプレーン


セットアップも少し低め。トップの位置はスイング・トラックによってことなりますが、ダウンスイングで、ヒッププレーンのシャドウの間に戻ってきます。





2)おへそ(胴体)のプレーン

セットアップは、グリップエンドがおへそを指すような感じです。
ダウンスイングで、シャドウの部分をクラブが通ります。シャドウの部分でインパクトからリリースしていきます。






3) 肩のプレーン

セットアップも少し背が高い感じです。
ダウンスイングで、シャドウの部分(肩のライン)でクラブヘッドが下りてきます。




ダウンスイングのプレーンは、下記のように、肩(ポケット)から肘までの長さ、肘から手首までの長さでチェックします。

私は、両方の長さが同じでトルソー(おへその)のプレーンです。



 下の写真のように、肩から肘 > 肘から手首 のプレイヤーは、お尻のプレーンです。
 

肩から肘 < 肘から手首 のプレイヤーは、肩のプレーンです。
 

お尻のプレーンは、筋肉の密度が、コアの下部に集中しています。踵がわに体重がのります。

おへそのプレーンはコアの真ん中部分の筋肉を使います。体重は土踏まずあたりにのるイメージです。

肩のプレーンは肩とか、上部のコアに筋肉が集中しています。つま先側に体重が乗っていく感じです。

簡単にチェックできるので、調べてみてください。

自分で判断に困る方は、レッスンにお出かけください。
バイオスイング・ダイナミクスゴルフレッスンをキャンペーン中!
お待ちしております。



こちらのビデオでも、バイオスイング・ダイナミクスの概要を確認できます。






2016/10/14

バイオスイング・ダイナミクスの概要(6)-スイング・トラック(バックスイングのトップ)

今年は日本でバイオスイング・ダイナミクスのインストラクター向けトレーニング、アマチュアゴルファー向けバイオスイング・ダイナミクス・ワークショップを企画しています。開催に先立ち、バイオスイング・ダイナミクスに関して紹介しています。

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バイオスイング・ダイナミクスの3つのカテゴリーについてはこちらから
バイオスイング・ダイナミクスの概要(1)スイング軸(パワーの要素)
バイオスイング・ダイナミクスの概要(2)スイング・パス(正確性の要素)
バイオスイング・ダイナミクスの概要(3)レバー・デリバリー・アクション (クラブをリリースする方向)


「バックスイングのトップがどこかわからなくなってしまって」というのをレッスンで伺ったりしますが、バックスイングのトップは、バイオスイング・ダイナミクスではスイングトラック(スイング軌道)といっていますが、腕の長さと身長に関係して決まってきます。




スイングの軌道も3通りで、オレンジが高い軌道、ブルーが真ん中の軌道、黄色が低い軌道です。

トップの位置は下記のようになります。




1) 低い軌道(ロー・トラック:黄色) - トップでも右の肘があまり体から離れません。

2) 真ん中の軌道(ミッド・トラック:ブルー) - トップで少し右ひじと体にスペースができます。クラブは肩くらいの高さ。

3) 高い軌道(ハイ・トラック:オレンジ) - トップで左手がまっすぐ伸びてきます。右ひじも体が離れています。クラブは肩よりも大分高くなります。



軌道は計測によって、割り出すこともできます。

背の高さと両腕の長さ(ウイングスパン)を比較します。

同じくらいだと真ん中の軌道、腕が長いと高い軌道、腕の長さが背の高さが短い場合は低い軌道になります。




またもう一つの方法は自分のスイングパスがわかったら、そのスイングパスに合わせてボールをもって、プレッシャーをかけるストレステストもあります。



写真はサイドオンゴルファーのミッドトラックの位置でのストレステスト。どのくらい力強く、トップの位置をキープできるかチェックします。

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こちらのビデオでも、バイオスイング・ダイナミクスの概要を確認できます。




日本でもアメリカでもバイオスイング・ダイナミクスのレッスンを宜しくお願いします!

2016/10/13

Short Game Golf School & Fundamental Review Golf Schools in Bay Area!

Kuniko is planning to have golf schools as follows.
Kuniko help golfers enjoy the game of golf at this Fall! 
More you learn, more you will have fun on the course. Let's get out and train together!


1) Stroke Saving Golf School 
Students learn techniques for putting, approach shots and bunker shots. Students will experience simple and repetitive motion. We will play Up&down game at the end of the Golf School. 


Place : The GC at Moffett Field
Date: Sunday, October 30th  2:00~5:00pm
Fee: $200/ea 
Max: 4 players






2)Fundamental Review Golf School 
If you have't swung/played long time or if you don't have confidence in your swing or if you can't improve your score /handicap for a long time,,,,,, This is for you!!

By reviewing Fundamentals, you will learn how to practice and prepare. You will have fun on the course and range. 


Kuniko introduces effective drills for each golfer! 




- Accuracy 
- How to use power 
- Find your ideal Swing Rhythm 
-   Learn Swing timing
- Squaring Clubface etc. 

Place:The GC at Moffett Field
Date :Sunday, November 6th  1:00~3:00pm
Fee: $150/ea(Incl. Range Balls )/ Each day
Max: 4 players / each day


The more you learn, the more you will have fun !
Looking forward to seeing you at the lesson tee!









 

ベイエリアでのショーゲーム・ゴルフスクール&ファンダメンタル・レビュー・ゴルフスクール

コースのコンディションのいいこの季節に、自分に納得のいくプレイをするために、下記の通りゴルフスクールを開催します。

ご希望の方はお早目にご連絡下さい。

1)ショートゲーム・ゴルフスクール

パッティング、アプローチショット、バンカーショットのテクニックを学びます。ゴルファーにとって、シンプルで反復性の高いパターンを確認します。アップ&ダウンゲームで学んだテクニックを実践します。



場所:The GC at Moffett Field
日時:10月30日(日)2:00~5:00
ゴルフスクール費用:$200/ea (*リピーター割引あり)
定員:4名



2)ファンダメンタル・レビュー・ゴルフスクール

久しぶりにゴルフをするプレイヤー、最近ショットの自信のない方、練習はしているがなかなか上達しない等々。ファンダメンタルをレビューすることで、練習やラウンドがさらに楽しくなります。

- ショットの正確性
- 自分のパワーを最大限に生かす方法
- 自分に合ったスイングのリズム
- ショットのタイミング 等々

それぞれのゴルファーに効果的なドリルを紹介します!



場所:The GC at Moffett Field
日時:11月6日(日)1:00~3:00

ゴルフスクール費用:$150(練習球込)
定員:4名



ゴルフは学べば学ぶほど楽しくなります!
皆様のご参加をお待ちしてます!








 

2016/10/12

バイオスイングダイナミクスの概要(5)-ヒップテストーインパクト時の下半身の動き

今年は日本でバイオスイング・ダイナミクスのインストラクター向けトレーニング、アマチュアゴルファー向けバイオスイング・ダイナミクス・ワークショップを企画しています。開催に先立ち、バイオスイング・ダイナミクスに関して紹介しています。

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バイオスイング・ダイナミクスの概要(2)スイング・パス(正確性の要素)
バイオスイング・ダイナミクスの概要(3)レバー・デリバリー・アクション


バイオスイング・ダイナミクスのスクリーニングで、ヒップテストといって、インパクト時の下半身の動きを確認するテストがあります。






ボクシングのミットを使って確認します。
インパクト時にどのくらいお尻が回転しているかを見ています。


インパクトすることにフォーカスしてもらって、ゴルフスイングのことはあまり考えないようにしていただいてます。

結果は次の3つに分かれます。

1)お尻が少しだけ動いて踵が少しだけ動くタイプ






2)踵が半分くらい上がってお尻が45度くらい開いているタイプ




3)お尻が45度以上に動いて、踵のほとんどが上がってくるタイプ


バイオスイング・ダイナミクスでは、1)をスローヒップ、2)ミディアムヒップ 3)ファーストヒップと呼んだりしていますが、どれが良くて、どれが悪いということではありません!

個人の特性を確認しているだけで、どれも有効な動きです。

このヒップスピードは、スイング中の縦の動きに関係してきます。

スローヒップ(踵が少ししか上がらない)プレーヤーは縦に飛び跳ねるような動きが大きくなります

Lexi Thompson, Laura Davisは、飛び跳ねるような動きがゴルフスイングの中に見られますが、彼女たちはスローヒップだそうです。

もちろん、縦の動きはスイングパスによって異なります。

スイング・パスについてはこちらをご確認下さい。

同じスローヒップでも、スイング・パスがアンダーのプレイヤーと、オントップのプレイヤーだと縦の動きのタイミングが異なってきます。

また、ファーストヒップでも、オントップや、サイドオンのゴルファーは縦の動きが重要です。


ゴルフのスイングは3Dでスペースをスイングしています。横の動きが少なめの人は、縦の動きが大きくなります。

写真はジャンプスクワットのエクササイズですが、高くジャンプをするときは、足がまっすぐになっています。(つま先が開いてません!)




なので、スローヒップのゴルファーはつま先はあまり開かないアドレスが、ジャンプ(縦の動き)がしやすいポジションとなります。

ミディアムヒップは少し左(ターゲットの側の足)のつま先を開きます。ファーストヒップさらにそれよりもつま先開くと横の動きがしやすくなります。

あまり膝を開きすぎないように気をつけて下さい。膝が足のそとに出てしまうこともあります。

また、後ろの足はバックスイングの回転がしにくい人は少し開いていくとバックスイングの回転がしやすくなります。

開きすぎると、スウェイやスライドになりやすくなりますので、気をつけてください。

詳しくは是非、レッスンやバイオスイングダイナミクスのワークショップでご確認下さい!

お待ちしています!






2016/10/11

バイオスイング・ダイナミクスの概要(4)ポスチュラル・リリース ースイングの縦の動きの使い方ー

今年は日本でバイオスイング・ダイナミクスのインストラクター向けトレーニング、アマチュアゴルファー向けバイオスイング・ダイナミクス・ワークショップを企画しています。開催に先立ち、バイオスイング・ダイナミクスに関して紹介しています。

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バイオスイング・ダイナミクスの概要(1)スイング軸(パワーの要素)
バイオスイング・ダイナミクスの概要(2)スイング・パス(正確性の要素)
バイオスイング・ダイナミクスの概要(3)レバー・デリバリー・アクション


ポスチャー(Posture) は、「姿勢」とか「構え」という意味ですが、前傾姿勢の構えのことをゴルフポスチャーといいます。

今までのインストラクションでは、スイング中フィニッシュまで「頭の位置が変わらない」(Stable Head)ということが多かったですが、バイオスイング・ダイナミクスでは、スイング必要な縦の力をうまく利用するために、頭の位置が変わってきます。

最初の前傾のポスチャーから、まっすぐなフィニッシュに向けて、頭の位置がだんだん変わってきます。(ポスチュラル・リリースと言っています。)

スイングは三方向で、縦 - 横 - 深さ があります。
このポスチュラル・リリースは、スイングパス、レバーデリバリーアクションに合う、縦の動きが関係してきます。

バックスイングのターンは深さの動き

トランジションから体重移動は、横の動き

インパクトからリリースは縦の動き
頭の位置が変わってきます!
体の動きはもちろんのこと、クラブヘッドもDown (ダウン↓ 縦の動き)Out(アウト↘(深さの動き)Through(スルー → 横の動き)と動くように意識します。

先週のトーナメントのときにグレッグ・ノーマンも話していましたが、パワーはグランドアップ(Ground Up)で、トップダウンではありません。

地面からの力をうまくボールに伝えていく必要があります。

それには、地面からの力を吸収して、伸び上がるような動きがスイングの中で必要になってきます。


ジャンプするようなイメージで縦に伸びて、クラブも手もまっすぐになります。

伸び上がる縦の動きは、スイングパスによって、異なってきます。

スイングパスによって、スイングしていくスペースの使い方が異なるからです。

自分のスイング・パス(前腕の使い方)を理解すると、クラブをリリースする方向、フィニッシュの形がわかります。


アンダーゴルファーはローテイト・イン・ポスチュラル・リリース



頭の位置はインパクト~リリースまで変わりません。フィニッシュで頭が高くなってきます。
フィニッシュはターゲットの正面。


サイドオン・ゴルファーは、ポストアップ・ポスチュラル・リリース

サイドオンゴルファーは、下にターゲットラインより外に(右斜め45度)クラブをリリースしていくイメージ。カウンターフォースを利用します。頭の位置はインパクト~リリースで高くなり、フィニッシュでさらに高くなります。
フィニッシュでは、ターゲットの左に向くまで振り切っていく。右肩が高くなるフィニッシュ。


オントップ・ゴルファーは、スタンドアップ・リリース


オントップゴルファーはクラブを下向きに動かしていくので、クラブが抜けるスペースを作るために、インパクトからすぐに、頭の位置が高くなってきます。
フィニッシュはターゲットの正面。


スイングパスを、確認することで、どの方向にクラブをリリースして、フィニッシュしていくか、また、縦の動きを使うために、どの時点で、頭の位置が高くなっていくかがわかります。


言葉は覚える必要はないですが、自分の動きを理解していただきたいと思います。

ご不明な点はレッスンでご確認ください。
一番効果的なパワーの使い方がわかりますよ。
お待ちしております。




こちらのビデオでも、バイオスイング・ダイナミクスの概要を確認できます。




2016/10/08

バイオスイング・ダイナミクスの概要(3)-スイング・パスにマッチするダウンスイングの動き -レバーデリバリーアクション -

今年は日本でバイオスイング・ダイナミクスのインストラクター向けトレーニング、アマチュアゴルファー向けバイオスイング・ダイナミクス・ワークショップを企画しています。開催に先立ち、バイオスイング・ダイナミクスに関して紹介しています。

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バイオスイング・ダイナミクスの概要(2)スイング・パス(正確性の要素)


昨日に引き続き、スイングパスと同様、同じく正確性の要素として、レバー・デリバリー・アクションがあります。

このレバー・デリバリー・アクションは、昨日説明したスイング・パスにマッチしています。

一つのスクリーニングでスイングのスイングの大まかなスタイルが把握できます!

レバー(Lever) は、小さな力で大きなものを動かすことができる「てこ」のことですが、ゴルフスイングでは、この「てこ」の力が使われています。

小さな動きで、大きな力生み出し、ボールに伝えるというイメージでいいと思います。

デリバリーは、「配達」とか「引き渡し」のの意味ですが、ダウンスイングからインパクト(インパクトのあと手もクラブもまっすぐになるまで)の動きのことです。

バックスイングで生み出されたパワーをダウンスイングでタメて、そのパワーをインパクトでクラブヘッドに伝えていくまでの間の動きです。

デリバリー時は、曲げていた手首をのばしていくことで、レバー(てこ)の動きを利用しています。


アンダーのゴルファーは、エクステンド・デリバリーです。

外側から内側にはいって、ターゲットに平行にまっすぐ手を伸ばす(エクステンド)していきます
ターゲットと握手をするイメージで、手とクラブが地面と平行になり、ターゲット側にエクステンドしていく。




サイドオンのゴルファーは、コーナー・デリバリー です。


下に外に(斜め45度右方向)にプレイしていきます。




オントップゴルファーは、カバー・デリバリー です。


下にクラブをリリースしていくイメージ。



日本人に多い、サイド・カバーは、サイドオンとオントップのポジションの間と考えてください。

スイング・パスによって、それぞれ異なったデリバリーの形があって、それぞれ異なるエンドポイント(手もクラブもまっすぐになるフルエクステンション)があります。

私たちは、ゴルフクラブをもって、スペースをスイングしていますが、前傾して長いシャフトの先にあるクラブヘッドを動かしていくので、スイングは3次元(3D ) です。

それぞれのスイングパスによって、スペースの使い方が違うので、デリバリーも異なってきます。


スイング・パスにマッチしてくる要素として、ポスチュラル・リリース(リリース&フィニッシュ)があります。

次回は、そのポスチュラル・リリースについて書きたいと思います。


BioSwing Dynamics Golf Lesson Campaign 開催中!
是非この機会をご利用ください。



お待ちしてます!

こちらのビデオでも、バイオスイング・ダイナミクスの概要を確認できます。




2016/10/07

バイオスイング・ダイナミクスの概要(2)-スイング・パス(正確性の要素)

今年は日本でバイオスイング・ダイナミクスのインストラクター向けトレーニング、アマチュアゴルファー向けバイオスイング・ダイナミクス・ワークショップを企画しています。開催に先立ち、バイオスイング・ダイナミクスに関して紹介しています。

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正確性(腕のスイング)の要素として、スイング・パス があります。
トラックマンなどでもスイングパスという言葉が使われていますが、バイオスイング・ダイナミクスのスイングパスは、スイングをする際(特にテイクアウェイ、デリバリー)の利き腕の動きにフォーカスしています。

スイング・パスは前腕・肘の使い方です。

使い方は、アンダー(前腕が上を向く)、サイドオン(肘が脇)、オントップまたはカバー(前腕が下を向く)という3つに分けられます。


*1)アンダー、2)サイド、3)オントップのオプション



テイクバック、デリバリー(ダウンスイングのインパクトまでのアクション)の使い方です。

ジャック・二クラウスのように、たまに、テイクバックとデリバリー時で肘の使い方が違うプレイヤーも存在しますが、バイオスイング・ダイナミクスでは、テイクバック時もデリバリー時もマッチしていることを勧めています。



テイクバック時;1)アドレス、2)アンダー、3)サイド、4)オントップ


デリバリー時;1)アドレス、2)アンダー、3)サイド、4)オントップ

日本人は体型的に、サイドオン、サイドアンダー、アンダーのオプションのゴルファーがほとんどです。



ベイシックテストは、両手を合わせてアドレスしてもらって、軽くテイクバックのアクションをしてもらいます。




写真は左から アドレス、アンダー、サイド、オントップ

肘がシャツの縫目くらいまでくるプレイヤーはサイドオンの可能性が高いです。

縫目までいかないプレイヤーはアンダーの可能性が高いです。(テイクバックで前腕が上を向いてます。)

肘が脇の後ろまで動くプレイやーはオントップゴルファーです。


さらに細かく確認するには、トレーニング用のメディシンボールで、プレッシャーをかけて、どのくらい自分のカラダが抵抗できるかということで、テストします。



写真は左から、オントップ、サイド、アンダーのポジション




スイングパスによって、インパクトのあと、クラブをリリースしていく方向(レバーデリバリーアクション)、スイングの縦の動き、フィニッシュのポジション (ポスチュラルリリース)が変わってきます! スイングの正確性はもちろんのこと、パワーにも大きく影響を与えます。




左からオントップ、サイドオン、アンダーのデリバリー


左からオントップ、サイドオン、アンダーのリリース


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皆様のお越しをお待ちしています!