2016/10/07

バイオスイング・ダイナミクスの概要(2)-スイング・パス(正確性の要素)

今年は日本でバイオスイング・ダイナミクスのインストラクター向けトレーニング、アマチュアゴルファー向けバイオスイング・ダイナミクス・ワークショップを企画しています。開催に先立ち、バイオスイング・ダイナミクスに関して紹介しています。

インストラクター向けトレーニング、ワークショップともにまだ空きがありますので、ご興味がある方はこちらからご確認下さい。

インストラクター向けトレーニング
ゴルファー向けワークショップ

バイオスイング・ダイナミクスの3つのカテゴリーについてはこちらから
バイオスイング・ダイナミクスの概要(1)スイング軸(パワーの要素) についてはこちらから

正確性(腕のスイング)の要素として、スイング・パス があります。
トラックマンなどでもスイングパスという言葉が使われていますが、バイオスイング・ダイナミクスのスイングパスは、スイングをする際(特にテイクアウェイ、デリバリー)の利き腕の動きにフォーカスしています。

スイング・パスは前腕・肘の使い方です。

使い方は、アンダー(前腕が上を向く)、サイドオン(肘が脇)、オントップまたはカバー(前腕が下を向く)という3つに分けられます。


*1)アンダー、2)サイド、3)オントップのオプション



テイクバック、デリバリー(ダウンスイングのインパクトまでのアクション)の使い方です。

ジャック・二クラウスのように、たまに、テイクバックとデリバリー時で肘の使い方が違うプレイヤーも存在しますが、バイオスイング・ダイナミクスでは、テイクバック時もデリバリー時もマッチしていることを勧めています。



テイクバック時;1)アドレス、2)アンダー、3)サイド、4)オントップ


デリバリー時;1)アドレス、2)アンダー、3)サイド、4)オントップ

日本人は体型的に、サイドオン、サイドアンダー、アンダーのオプションのゴルファーがほとんどです。



ベイシックテストは、両手を合わせてアドレスしてもらって、軽くテイクバックのアクションをしてもらいます。




写真は左から アドレス、アンダー、サイド、オントップ

肘がシャツの縫目くらいまでくるプレイヤーはサイドオンの可能性が高いです。

縫目までいかないプレイヤーはアンダーの可能性が高いです。(テイクバックで前腕が上を向いてます。)

肘が脇の後ろまで動くプレイやーはオントップゴルファーです。


さらに細かく確認するには、トレーニング用のメディシンボールで、プレッシャーをかけて、どのくらい自分のカラダが抵抗できるかということで、テストします。



写真は左から、オントップ、サイド、アンダーのポジション




スイングパスによって、インパクトのあと、クラブをリリースしていく方向(レバーデリバリーアクション)、スイングの縦の動き、フィニッシュのポジション (ポスチュラルリリース)が変わってきます! スイングの正確性はもちろんのこと、パワーにも大きく影響を与えます。




左からオントップ、サイドオン、アンダーのデリバリー


左からオントップ、サイドオン、アンダーのリリース


ご興味があるかたは、BioSwing Dynamics Golf Lesson にお出かけください!

皆様のお越しをお待ちしています!




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