大事な要素ですが、ロングゲームに比べて、あまり時間をかけて準備していないのも事実です。
グリーン周りにいったら、「いつも同じクラブで、同じショット」と決まってしまっているプレイヤーも多いですが、場合に応じて、一番ミスの少ない、再現性の高いショットを選んでいくことを勧めています。
また地面に近い低いショットは風などの影響を受けにくいので、ショットの結果をイメージすることがしやすいです。よって、地面に低いショットは優先順位が高くなります。
一度コースに行く前に自分のどのくらいでどのくらいの距離をプレイできるか、整理しておくことをおすすめします。
グリーンの周りのショットの優先順位
オプション1:パター (100%ロール
グリーンの周りでも、パターが使えるときはパターでプレイします。
アーノルド・パーマーも、ジャック・二クラウスに、グリーン周りでも(パターが使えるときは)パターを使うようにアドバイスしたそうです。
パターの方がうまくいく場合が多いです。
オプション2;アイアンでパッティングのストローク (約90~95%転がる(ロール)イメージ)
8アイアンや7番アイアンでパッティングのときのように少しクラブを立てて近くにもってストロークします。
短いキャリーで、ボールが長くまっすぐ転がります。
グリーンの手前にボールがあって、ピンは大きいグリーンの奥にあったりする場合は有効です。
上りになっている場合は、平らのときよりも、ランが少なくなることにご注意下さい。
たくさん転がしたい場合は、ハイブリッドや、フェアウェイウッドで、ブラッシュ―ブラッシュ でプレイします。
ブラッシュ
オプション3;トス・ショット (50%キャリーで 50%ロール)
下手投げでボールを投げるイメージのショットです。
ボールを右足よりにおいてハンドファーストでプレイします。
ボールは中から低弾道です。
フィニッシュも低め
オプション 4:クリップ・ショット (約75%キャリーで、25%ロール)
草とボールを一緒にプレイするショットです。
ボールは真ん中で、シャフトもまっすぐ(Vertical)な感じです。
ボールはトスよりも高く上がります。
バンカーを越えたりというときに有効です。
Clip(クリップ)
オプション 5;カットアンダー・ショット(約90%キャリーで10%ロール)
セットアップはシャフトを、ターゲットと逆側に倒して(シャフトはボールより後ろ)、ロフトをあげるイメージです。(クラブヘッドをすくいあげるように打つという意味ではありあません!)
ボールの下を刈るイメージです。
シャフトはターゲットと逆側に傾いています。(ロフト以上に開いてプレイして、ボールを上げる)
フィニッシュもすぐに手首を折る感じ
高くボールを上げて、グリーンにのったらすぐにボールを止めたいという場合のショットです。
難しいショットなので、たくさんの練習とコミットメントが必要です。
必要な場面だけプレイします。
90%はキャリーになります。
オプション1は、一番ミスの少ないショット、オプション5は難易度の高いショットということになります。
それぞれのショットで、クラブを変えたり、スイングの大きさを変えていくことで、いろいろな距離のショットをプレイすることが可能になります。
ミスの少ない動きを優先します。
一度練習場や、ショートゲームの練習スペースで、どのクラブのどの大きさのショットがどこまでいくか、調べて、メモしておくと次のプレイに役立ちます。
自分のホームコースがある方は、自分のホームコースのグリーンでどのくらい転がるか、一度試してメモしておくといいと思います。
ショートゲームは想像力が重要です。
ピンの位置は把握したら、着地地点をイメージします。
想像力を使って練習してみてください。
レッスンでもいろいろなグリーン周りのショットを練習します。
ぜひレッスンでご確認下さい!
0 件のコメント:
コメントを投稿