2015/01/30

Biomechanics of Golf :Power form the Ground! -パワーの源は足元から -

PGAショーの期間中には、Open Forumといって、ゴルフ業界で注目されているトピックについてのプレゼンテーションやパネルディスカッションをする集まりがありました。

今年で3回目です。


Facebookを通して、特にバイオメカニクスに興味を持っているゴルフプロ達が集まるのですが、毎年その規模は大きくなっています。プレゼンテーターもボランティアなら、会場で、座る場所も少なく、資料も飲み物も何もないところからスタートしたイベントですが、スポンサー企業もついて、今年はホテルのホールで、食事やキャッシュバーもできて、立派なイベントになりました。

勉強熱心のティーチングプロたちがたくさん集まってきます。
ディスカッションを通して、自分のアイディアや、疑問、情報を皆とシェアしたいというプロの集まりです。



最初のプレゼンテーターは、バイオメカ二クス博士号のDr. Kwon で、タイガーのコーチになったChirs Comoは彼の下で勉強をしていました。


Der.Kwon は Ground Reaction Force ということで、地面からの力について講義をしてくれました。

バイオメカニクスは、動きを研究する科学で、ゴルフでは、有効な体の動きを科学的にしょうめいしてくれています。
プレゼンでは、ニュートンの法則などあり、難しいので、必要な情報だけ、共有します。


私たちはたっているときに、地面を押している力と、地面から同じ大きさの力が働いています。

地面からの力を最大限にいかしていくには、まずはしっかり地面とつながって、地面を押しているような状態が重要です。


回転の力であるトルクは、地面からの力(Ground Reaction Froce)によって生み出されます。

地面を押している力は、バックスイングで地面を押していって、トランジションで最大になります。

バックスイングで右足にプレッシャーを感じたあと、トランジションで左足で踏み込んでいくような動きです。


(左軸のプレイヤーでも中軸のプレイヤーでも, バックスイングでは、右足でしっかり踏み込んで、トランジションでは左足で踏み込んでいきます。)

PGAツアーを代表するロングヒッター、Bubba Watsonのビデオを参考にしてください。
彼のフットワークはすごいです。。


踏み込んで、地面を押して伸び上がるような動き(Thrust)があると、地面からのクラブヘッドに伝えていくのに有効です。

プッシュダウン

プッシュオフ


その足のフットワークが、ヘッドスピードに関係してくると、Dr.Kwonのリサーチで証明しています。



Dr.Kwonのリサーチのプレゼン資料から


スウェイやドリフトのような横の動きが大きいとトルクの力はうまくつかえません。

まずはしっかり地面を押して、地面とつながっているのを確認します。

アドレスの時に軽くスクワットして、伸び上がるThrustの動きがしやすいポジションを確認してあげるといいと思います。



また右足、左足で足踏みしながらスイングしていくドリルは、右足、左足にプレッシャーを感じる練習にもなります。

足踏みのドリル(Step-Step Drill)はこちらから


もっと遠くに飛ばしたい、パワーが欲しいというゴルファー!ぜひレッスンにお出かけください。

お待ちしてます!

            






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