具体的には、バックスイングで離れたお尻が壁にもどってきて、クラブとお腹の間にスペースをつくるようなイメージです。
そのクリアリングアクションも次の3つのオプションがあります。
1) フロントヒップ・クリアリング
アドレスで、ターゲット側のお尻がスティックにあたっている。
バックスイングでは、お尻がスティックから離れて、回転する。
ダウンスイングで、ターゲット側のお尻がまたスティックに戻ってくる。
インパクトでもお尻はスティックを押したままの状態になる。
2) センター・クリアリング (Tailbone Clearing)
アドレスのポジションでは、尾てい骨が、スティックにあたっている。
バックスイングでは、尾てい骨がスティックから離れて回転している。
ダウンスイングでは、尾てい骨がまたスティックに戻って、クラブが抜けるスペースを作る。
インパクトでは、尾てい骨はスティックから離れてくる。
3) リアヒップ・クリアリング
アドレスのポジションで、後ろ側(ターゲット側でない方)のお尻がスティックにあたっている。
バックスイングで、お尻が離れて回転する。
ダウンスイングで、スティックに後ろ側のお尻が戻ってくる。
インパクトでは、ターゲット側のお尻も回転して、後ろ側のお尻はスティックから離れる。
後ろ側のお尻がアウトサイドに動くか、近づきすぎると、クラブが抜ける十分なスペースが作れず、プッシュアウトしたり、シャンクやブロック、クラブヘッドを無理やり返して、フックの原因にもなります。
ショットが安定しないときは、十分なスペースが作れていないということが多いです。
アドレスは、お尻を突き出して、軽くスクワットしているような、アスレティックなポジションです。
お尻が壁にあたる、尾てい骨が壁にあたるという感じは実際に壁を使ってスイングすることで体感できます。
スクール等でもドリルをした覚えのあるかたもいらっしゃるのでは?
このクリアリング・アクションは、スイング・リンケッジ(足、体が腕が一緒になる場所)にマッチしてきます。
次回はスイング・リンケッジについて書きたいと思います。
ご期待下さい!
お待ちしております。
こちらのビデオでも、バイオスイング・ダイナミクスの概要を確認できます。
Have fun!
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