2016/10/06

バイオスイング・ダイナミクスの概要(1)-スイング軸 (パワーの要素)

今年は日本でバイオスイング・ダイナミクスのインストラクター向けトレーニング、アマチュアゴルファー向けバイオスイング・ダイナミクス・ワークショップを企画しています。開催に先立ち、バイオスイング・ダイナミクスに関して紹介しています。

インストラクター向けトレーニング、ワークショップともにまだ空きがありますので、ご興味がある方はこちらからご確認下さい。

インストラクター向けトレーニング
ゴルファー向けワークショップ

バイオスイング・ダイナミクスの3つのカテゴリーについてはこちらから

プレイヤーは、人ぞれぞれ異なったバランスポイント(回転の軸)があります。

バイオスイング・ダイナミクスではスイング軸といっていますが、ピボット(回転)をする場所を確認していきます。

スイングの軸は、大きく分けて、ターゲット側の前軸(右利きプレイヤーの左軸)、中軸、ターゲットと反対側の後ろ軸(右利きプレイヤーは右軸)の3つがあります。


左から、後ろ軸、中軸、前軸のバランスポイント。


筋肉のつきかたや、骨の密度によってもかわってきます。

前軸の場合は、前足に多めに体重を乗せてスイングすると、軸を保ったままスイングしやすくなります。

中軸は50-50ので体重を均等に乗せていきます。

後ろ軸は後ろ足(右利きのプレイヤーは右足)に少し多めに体重を乗せていきます。


体重の乗せ方は、プレイヤーによって感じ方が違いますので、自分の感覚で、50-50なのか、45-55なのか、70-30なのか等、いろいろと試して、その感覚をつかむ必要があります。

スイングアンカーは下記のように確認します。



左軸


真ん中軸


クラブをももに付けたまま、バックスイングのモーションをします。
ゴルフのモーションをすると動きが限られてしまうプレイヤーには、ゴルフのことを忘れて回転の動きをしてもらいます。




ビデオのかれの場合は、真ん中軸です。鏡の前でテストしてみると確認できると思います。


前軸


中軸

後ろ軸
軸はバックスイング、ダウンスイングで意識して、リリース~フィニッシュで軸のそのに出ていく感じです。


上は、前軸のスイングです。アドレス~バックスイング~インパクトまで前軸が保たれています。フィニッシュで前足でまっすぐ立っていきます。


上は、中軸のスイングです。アドレス~バックスイング~インパクトまで中軸が保たれています。フィニッシュは、前側に体重が移動します。



上は、後ろ軸スイングです。アドレス~バックスイング~インパクトまで後ろ軸が保たれています。フィニッシュは前側に移動して、まっすぐ立ってきます。

軸を確認することが、なぜ重要かというと、左軸のプレイヤーがバックスイング時に体重を右側に乗せて、フィニッシュで左側に移動するというスイングをすると、スウェイやドリフトの原因になりやすいということです。

インストラクションでは、長い間、「右にのって左に移動する」というスイングが主流でしたが、このパターンが当てはまるプレイヤーは約33%です。

一時「スタック&チルト」のメソッドが注目されてましたが、(軸のことだけに限ると)これは、前軸ですが、これがあてはまるのも、一部のプレイヤーに限られます。

簡単なテストでわかりますので、試してみてください。

自分で判断に困る方は、レッスンにお出かけください。
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お待ちしております。



こちらのビデオでも、バイオスイング・ダイナミクスの概要を確認できます。





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