「リズム」というのは日常よく聞く言葉ではあっても、「ゴルフスイングのリズム」といったら「??」のイメージもあるのかもしれません。
私達は生まれ持った「内なるリズム(Inner-Rhythm)」 というものがあります。これは自分にとって一番自然なリズムで死ぬまで、持ち続けるものです。
発作とか、脳の病気を経験された方は、Inner-Rhythmも変わってしまうかもしれませんが、普通私達は一生変わらないリズムをもっています。
一番自分に合うリズムはリラックスした状態で、見つけることができます。
一番リラックスした状態とは、呼吸をし続けることです。
スイング前に深呼吸。不安や恐怖も一緒に吐き出す。元気なパワーを吸い込む! |
人間は呼吸をしているので、「そんな当たり前のこと!」とお思いになる方もいらっしゃるかもしれませんが、実際にスイングをするときに口を閉じて力が入っているプレイヤーはよく見かけます。
呼吸をし続けることで、自分の迷いや恐怖などに邪魔されることなく、リラックスした状態でスムースなスイングができます。
呼吸をして、リラックスした状態で、自分のスイングのリズムを確認します。
先日のブログのAwe-ingドリルは、自分のスイングのリズムを確認するのに最適なドリルです。
私は自分のスイングのリズムを確認するために、「リズムとタイミング」だけにフォーカスした練習をしていました。
自分の練習球の1/3くらいをかけて、「リズムとタイミング」だけを確認してみてください。
(もし週に数回練習にいく場合は、「この日はリズムとタイミングだけ」と決めて練習してもいいかもしれません。)
私が自分のタイミングを確認するときは、
3回自分のスイング・セイイングを使いながら連続振り(リズムでスイングする練習)
↓
1回素振り
↓
プレイ
の順番で練習します。素振りのときも、本番のときも同じスイングセイイングを使います。
まずはスイングースイングのハーフスイングくらいで、短いクラブで始めます。
スイングのリズムは小さいスイングでも、長いクラブのフルスイングでも同じです。
スムースに振りやすい小さいスイングから始めるといいと思います。
プレイをするボールは10球づつでセットにしておきます。
一つのクラブで10球打って自分で点数をつけます。
10点満点でも100点満点でも構いません。
点数のポイントは
1)スイングのリズムは、よかったか?
2)タイミングはよかったか?
3)バランスよくフィニッシュできたか?(いいタイミングでスイングできるとフィニッシュもバランスよくなります)
ターゲットに向いてバランスよくフィニッシュ! |
リズム・タイミングがいいと、フィニッシュもバランスよくなる! |
等。あまりたくさんチェックすると難しくなるので、シンプルに設定するとよいと思います。
上記の点をチェックするので、自分の打球が右にいっても左にいっても、上記の1,2,3がよければ、点数は10点になります。
最初は点数が低くても、ずっと続けて下さい。
最初から高得点が続いても、やり続けて下さい。
自分のリズムがわかってきます。
「あたりがうすい」「だふった」という評価も含まれません。
これが一つのポイントだけ「Isolate」したトレーニングで、今後自分のスキルを磨くのによくつかうトレーニングです。
一つの点に絞って練習する方が、わかりやすく効果的です。
練習球の1/3で、スイングのリズムとタイミングがつかめたら、自分の練習が必要なテクニカルな部分を練習して、最後の1/3は実践に近い練習(一球ごとにターゲットやクラブを変えたり、ルーティンからプレイします。もしくはラウンドを想定して練習場でラウンドしてみても)をします。
練習場でのトレーニングについては、別の機会に紹介したいと思いますが、自分のタイミング・リズムを掴むまでは、それだけで、練習球の2/3を費やしてもいいですね。残りは実践とか。
スイングのリズムは、自分の内なるリズム(Inner-Rhythm)に対して早くても遅くても、いけないようです。
是非自分のリズムを見つけてみて下さい!
わかりにくい方は是非レッスンにお出かけください!
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