ゲームをすることで、ゴルフに必要な脳を鍛えることができます。
ゲームには、下記が含まれています。
1)Awareness - 認識すること
2)Attention - 注意力
3)Intention - 自分の意思
4)Synchronicity - 心と体の同調性
5)Adaptability - 融通性
どれもゴルフのパフォーマンスに大事な要素で、全てが関連しています。
Awareness (自分で気が付くこと)は、何かを変えるのに必要です。
まず自分が何をしたいのか、何をしようとしているのか、気が付く必要があります。
自分で自分のことに気が付かないと、いいパフォーマンスはできません。
認識することは、質問してみることで確認できます。
レッスンでも、自分のパフォーマンスについて、どんな感じがしたか質問します。
自分で何も気が付かないでプレイをしてしまっている場合が多いので、少し客観的に自分を判断する練習です。
客観的にというのは、自分がプレイしているのを、ソファに座ってみているような状態でしょうか。
ThinQ Golfの創設者の一人である、Debi Crews博士は、このように著書で述べています。
"あまりパフォーマンスがうまくいっていないときは、「Doing」(している = ショットを打っている)状態であることに気がつくかもしれません。
その時は一歩下がって、自分が傍観者になる「Being」になってあげるといいです。"
練習場では特に 「打っている=Doing」になりやすいのでは、ないでしょうか?
その時に自分に聞いてみてあげてください。
何の練習をしているのか?何にフォーカス(Attention) しているのか?? 等々。
練習は結果ではなく、何をしようとしているのか、何をしたいのか(Intention) ということが重要になります。
レッスンでは、練習の一つとして、生徒さんに自分のショットに点数をつけていただきます。
自分のショットを客観的に判断する練習です。
点数の基準はその日の課題のモーションに対して自分でどのくらいのパーセンテージでパフォーマンスできていたか、判断していただきます。
その判断について、私が点数をつけることはありません。
またショットの結果について尋ねることもありません。
例えば、その日の練習でショットが右や左にいくことがあって、ターゲットに向かってプレイすることがレッスンのゴールだったら、
1)体がタイミングよく、一緒に動いていたか
2)ターゲットに向かってフィニッシュしていたか
ということでショットを判断していただきます。両方を10点満点で判断していただきます。
あまりたくさんのことを伺うと計算が大変なので、2つくらいにしています。
ショットの結果で判断しないで、点数をつけていただきます。
最初は自分のことを自分で認識するということがチャレンジングな生徒さんもいらっしゃいます。
今まで自分で何をしたいか、自分に確認することをしていたなかった生徒さんは、「わからない」という方もいらっしゃいます。
それでも最初はOKです。
慣れてくるといろいろな情報が入ってきます。
ゾーンという最高のパフォーマンスは、認識が最高に高まった時です。
自分で気がつくことがないと、自分のパフォーマンスを変えることもできません。
自分で色々なことに気が付くことがないと、いいパフォーマンスはできません。
ThinQ Golfのゲームでは、ゲームのあとにフィードバックがあって、そのフィードバックには、
「認識力はいいパフォーマンスをするための最初のキーです」
等、役に立つ情報がたくさんあります。
ゲームでは、フラッグの位置、フラッグのサイズ、色、風の具合を認識します。
フラッグは少しの間立つと消えて、自分でフラッグをインプットします。
インプットする前にいろいろな邪魔が入ります。
フラッグも1本、2本、3本と増えてくるので、一つだけにフォーカスしていても、いい特点は得られません。
自分のベストパフォーマンスの日はいつ訪れるかわかりません!
ベストパフォーマンスのために、毎日自分のゴルフ脳の準備もしておきましょう。
コースにいくといろいろな動物や植物に遭遇します。
それが見えていますか?
先日はフェアウェイでカメを発見!池からは大分離れているところだったので、池に戻してあげました。 |
カルガモ |
七面鳥も。。
白いボールしか見てなかったということにならないように。。。。
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