2019/09/17

2019年一時帰国中のレッスンスケジュール

今年の一時帰国は、10月18日から28日で予定しております。一時帰国中は下記の通り、レッスンを行う予定です。




今回は、スタジオでの少人数制のグループレッスンも準備しました。
ぜひこの機会をご利用下さい。

レッスンご希望の方は、Kunigolf@gmail.com までご連絡下さい。

1)バイオスイング・ダイナミクス・ミニゴルフスクール(セミプライベイト・レッスン)






バイオスイング・ダイナミクスのスクリーニングを行い、プレイヤーに合ったスイングを確認します。個々のスイング、目標に応じて、最適なドリルを紹介します。ファンダメンタルの確認として、ショットの正確性、パワー、フィーリングにつながるドリルを紹介します。また、パワーにつながるグランド・リアクション・フォース(地面からの反力)の使い方をレッスンします。

*レッスン内容はプレイヤーのレベル、プレイヤーのゴール(目標)によって、少々異なります。

スイングの要のダイナミックポスチャーの確認!


体の回転の軸をチェック!ゴルファーによって様々です。スウェイやスライドを最小限にすることができます。

パワーを最大限にボールに伝えてくためのカウンター・エクステンション




10月25日(金)1回目:10:00~12:00 
         2回目:14:00~16:00
         3回目:18:00~20:00   
各回定員:4名 (定員に満たない場合はレッスン時間が短縮されます。)

レッスンフィ(税込み):2人でお申込みの場合:30,000円
            個人でお申込みの場合:17,000円 


施設料(高性能弾道測定器トラックマン使用料、打席代等含まれております。)
レッスンフィ以外に施設料のお支払いが必要です。
    1回目 及び2回目 :お一人様あたり4、000円
    3回目:お一人様あたり 5,000円
 



場所:レッツゴルフ銀座

〒104-0061
東京都中央区銀座3-14-13第一厚生館ビルB1F
都営浅草線 東銀座駅【3番出口】徒歩1分
・東京メトロ銀座線・日比谷線 銀座駅【A7番出口】徒歩5分
​・東京メトロ有楽町線 新富町【1番出口】徒歩5分4-

2)10月26日(土)ワンデー・ブートキャンプ

1日でパッティング、チッピング、ピッチング、フルスイングについてレッスンをしてさらに9ホールのラウンドレッスンをします。1日ゴルフ漬けたっぷりレッスンします。





対象:レッスンを受ける時間があまりない方、ラウンド経験が少ない方、スコアが伸び悩みスコアアップつながるテクニック、コース戦略を学びたい方 等々。

  


ブートキャンプ・スケジュール

9:30~10:10 パッティングレッスン
          ショートバット、ロングパット及びグリーンの読み方
10:10~10:50 基本的なチッピング・ピッチングのレッスン
10:55~11:35 練習場でのフルスイングレッスン
11:35~12:20 軽食・休憩 *軽食代はご自分でお支払いいただきます。
12:40~ 9ホールラウンドレッスンスタート
15:00頃 ラウンド終了後ブートキャンプレビュー 


ターゲットに向かって真っすぐのドライバーショットをプレイするためのSwing Wall トレーニング



定員:4名

レッスンフィ(税込み):22,000円(練習球代、施設使用料等込)
*お二人でお申し込みの場合:40、000円(練習球代、施設使用等等込み)
*9ホールラウンド料金は、別途お支払いが必要になります。




9ホールラウンド料金:7,450円(税込み)

場所:KOSHIGAYA Golf Club
http://www.pacificgolf.co.jp/koshigaya/index.asp 
〒342-0013 埼玉県吉川市吉屋525


3)プライベイトレッスン
プレイヤー自身のゴルフの目標達成のため、バイオスイング・ダイナミクスのスクリーニングで、各個人に合ったモーションを確認します。正確性を求めるゴルファーには安定してターゲットにボールを運んでいくために有効なドリルを紹介します。パワー(飛距離)をもとめるゴルファーには、パワフルなスイングをするために、地面からの力を効率的に利用していくテクニックを紹介しますさらにそのパワーをボールに伝えていくまでのキネティック・チェーン(動きの連鎖)について紹介します。



             

             地面からの力を学ぶためのSwing Whiffle  トレーニング


























ジュニアゴルファー、あまり経験の少ないゴルファーにも有効なSwing Whiffle Training!




Rope Trainingのビデオ






プレイベイトレッスンが可能な日

10月23日(水)10:00~19:00

   24日(木)9:00~11:00 及び 15:00~18:00 



*レッスンの時間は、練習場の空き状況にもよりますので、お早目にご連絡いただけると幸甚です。


場所:ドライビングレンジ日比谷 (日比谷駅から直結)
*施設には、レンタルクラブ、レンタルシューズの準備もあります。
*すべての打席にゴルフシミュレーターが設置されています。

プライベイト・レッスン費用(税込み):15,000円 (施設使用料込)/60分 


4)懇親ゴルフ・懇親会

10月22日(火・祝)懇親ゴルフ *お申込み締め切り
10月24日(木)懇親会(イタリアンレストラン/青山)もあります!
ご希望の方はご連絡下さい。


それでは、日本で皆様にお会いするのを楽しみにしています。
宜しくお願いします!








2018/10/19

2018年一時帰国中のスタジオでのレッスンのフォーカス

今年の一時帰国中のレッスンは、下記の通りで予定しています。


場所:ドライビングレンジ日比谷 (日比谷駅から直結)
*施設には、レンタルクラブ、レンタルシューズの準備もあります。
*すべての打席にゴルフシミュレーターが設置されています。

プレイベイトレッスンが可能な日

11月7日(水)13:00~19:00
   8日(木)11:00~19:00
   9日(金)16:00~19:00 
  14日(水)11:00~18:00

*予約が入っている時間帯もありますので、詳細はお問い合わせください。

プライベイト・レッスン費用:15,000円 (施設使用料込)/60分 


レッスンもプレイヤーのゴールにもよりますが、次の3つにフォーカスしてレッスンしていきます。

1.ファンダメンタル・レビュー

レッスンでフォーカスするファンダメンタルは次の通り。

1)ターゲット志向のスイング



2)クラブフェイスはスイングのアークに対してスクエア
3)体重移動をしてフィニッシュまで振り切る



4)自然なリズム
5)スイングのタイミング

ファンダメンタルのレビューはすべてのレベルのプレイヤーに有効です。
ファンダメンタルがしっかりしていれば、プレッシャーのかかる場面でも自分のプレイをすることができます。

2.バイオスイング・ダイナミクス

ファンダメンタルに取り組んだあとは、バイオスイング・ダイナミクス理論に基づき、プレイヤーに必要なテクニックに取り組み、有効なドリルを紹介します。

バイオスイング・ダイナミクス・ゴルフレッスン
フロリダでのバイオスイング・ダイナミクスのトレーニング
日本でバイオスイング・ダイナミクス紹介セミナー開催して

スイング軸、スイングパス(後ろ側の腕のアクション)、スイングアークのコンビネーション等々。

バイオスイング・ダイナミクスのスクリーニングをすることで、こんなことがわかります。

1)理想的なトップの位置

手首の使い方、上半身下半身の回転の仕方、腕の長さと身長の関係で変わってきます。


2)スウェイやスライドの原因
3)理想的なインパクトの形 - ダフリやトップの多い方には有効です。





4)縦の動きの使い方(飛び上がるような動きが合っているゴルファーも頭の位置が変わらないゴルファーも存在します)







5)デリバリー・クラブのリリース方向








6)自分のスイング、体の構造に合ったグリップ





3.アスレティック・シークエンス

パワーがが欲しいゴルファーに、有効なパワーの使い方をレッスンします。
ゴルフスイングでは、地面からの力を足から、体、腕からクラブ・ボールに伝えてきます。







力強いスイングはポスチャーから。アスレティックな動きやすいポジションを確認します。


ゴルファーに有効なパワーの動きの順番を確認し、スイングに活かしていく練習をします。


ゴルファーに有効なダウンスイングの最初のスクアットのポジション。(それぞれのゴルファーに合う、タイミングがあります。)



スマッシュ!





アスレティックな動作のシークエンス例



日本でできるだけたくさんの皆様にお会いできることを楽しみにしています。
宜しくお願いします!




2018/10/17

2018年ラウンドレッスンでのフォーカス

今年の一時帰国は11月6日~15日です。

11月13日(火)には川越GCでコースレッスンを開催予定です。








コースレッスンでは、まずその日の生徒さんのゴール(スコアではなく、どんなことを学びたいか、達成したいか)を確認します。

生徒さんのその日のゴールに応じて、練習場でウォームアップのスイングを確認してから、パッティンググリーンでパッティングのレビューを行います。




こんな感じのパッティング・ティップも紹介できると思います。




ショット、パッティングのその日の傾向を確認します。





ウォームアップのときのフォーカスはリズムとタイミング。あまりスイングのメカニズムを話すときではありません。

ラウンド前にはその日のゲームプランを話し合います。

ゲームプランはその日一日を通して、徹底しておこなうことです。

例えば、LPGAのBrritoney LangはUS Women's Openで優勝したときに、’ロープの外やリーダーボードは気にしない、自分自身のことに没頭する’というのが、ゲームプランで、フィーリングを大事にプレイするというのがフォーカスだったようです。

私の生徒さんでは、「ターゲットを向いてフィニッシュする」とか「ショットをビジュアライズしてからプレイする」とか。



プレイの状況が変わっても、まったく変わらないものがゲームプランです。

コースでは、コース戦略を確認します。





コース戦略は、プレイヤーのゴール、コースのコンディション、自分のボールの状況、天気、自分のコンディション(身体的なもの、メンタル的なもの)、その日の調子等々に基づき、最適なオプションを選択します。



コースでは、実際にゴルフショットをプレイする時間よりもショットとショットの間の時間の方が長いので、その時間の有効な使い方、ポジティブ、ハッピーでいられる状態を確認します。

自分のショットをプレイするときは準備のルーティン、プリショットルーティン、プレイした後のポストショットルーティンも重要です。いつもの練習の成果を実践で活かすためには欠かせないプロセスです。

ということで、自分のプレイに最適なショットプロセス等についても確認していきます。

ということで、ラウンドのフォーカスは、ルーティン、ゲームプラン、コース戦略、ショットとショットの時間の使い方という感じになると思います。

ショットのことばかり考えず、美しい景観を楽しむのもゴルフの醍醐味


もちろん、ショット、ショートゲーム、パッティングのアドバイス等もしていきます。

ぜひこの機会をご利用下さい!
皆様の参加をお待ちしています。




2018/09/25

2018年一時帰国中のゴルフレッスンスケジュール

今年の一時帰国は、11月6日から15日で予定しております。一時帰国中は下記の通り、レッスンを行う予定です。是非この機会をご利用下さい。

日本の皆様へのメッセージです!



レッスンご希望の方は、Kunigolf@gmail.com までご連絡下さい。

1)プライベイトレッスン *レッスン受付中*

バイオスイング・ダイナミクス理論をもとにした、プライベイトレッスン。
プレイヤーのレベルに応じて、ファンダメンタルレビューを行い、プレイヤーにあった、スイングのテクニック、有効なドリルを紹介します。










特に今回のレッスンでは、パワフルなスイングをするために、地面からの力を活かすためのテクニックを紹介します。




プレイベイトレッスンが可能な日

11月7日(水)13:00~19:00

   8日(木)11:00~19:00
   9日(金)16:00~19:00 
  14(水)11:00~18:00

*レッスンの時間は、練習場の空き状況にもよりますので、お早目にご連絡いただけると幸甚です。


場所:ドライビングレンジ日比谷 (日比谷駅から直結)
*施設には、レンタルクラブ、レンタルシューズの準備もあります。
*すべての打席にゴルフシミュレーターが設置されています。

プライベイト・レッスン費用:15,000円 (施設使用料込)/60分 


2)コースレッスン *プレイヤー募集中*

11月13日(火) 川越グリーンクロス





スタート時間: 9時15分 北コース
プレー料金:12,164円(ランチ込み・税込)
ラウンドレッスンフィ:17,000円(税込・講師費用込み)
レッスン内容:コースでコース戦略はもちろんのこと、シチュエーションに最適なテクニック、メンタル面の準備等についてレッスンします。



それでは、日本で皆様にお会いするのを楽しみにしています。
宜しくお願いします!





*レッスンの予定は変更になることもありますので、詳細はティシュラー久仁子までご確認下さい。

2018/02/01

BioSwing Dynamics Education in Orlando, Florida

毎年この時期にフロリダ州のオーランドでPGAショウが開催されますが、期間中はもちろんのこと、その前後には、色々なセミナーや認定コースが行われます。

BioSwing DynamicsもPGAショウの後に、Education Seminar が開催されました。






今回は、Mike Adams, EA Tischler はもちろんのこと、バイオメカ二スト、著名インストラクターも加わってさらに充実したセミナーでした。




今回私にとって新しかったのは、Kinetic Sequence (効率的なフォースの使い方の順番)


Kinematics は運動学で、モーション動きに関しての研究です。

Kinetics は動力学で、モーションを動かすためのフォース(物理的な力)の研究です。

LPGAやTPIではおなじみので、取り上げられるのは、Kinematic Sequence (体の動きの順番)で、パワーの動きの順番は、骨盤⇒胸⇒腕⇒クラブの順番がよいとされています。しかしながら、 PGAツアーの勝者57名を対象にリサーチした結果では、42%が骨盤⇒胸⇒腕⇒クラブの理想的な順番、35%は、骨盤⇒腕⇒胸⇒クラブという順番、PGAツアーで優勝したプロの中でも腕や、胸が最初というプレイヤーもいたようです。

そこで注目したのが、Kinetic Sequenceで、こちらは、95%のツアープレイヤーが理想的な順番でフォースを応用してプレイしているようです。


ゴルフスイングで使う3つのフォースは下記の通り。

ー 横の力(Glide) 
ー 回転の力(Spin) 
ー 縦の力(Launch)

バイオスイング・ダイナミクスでは、スクリーニングによって、プレイヤーが第一のパワー源として、横(右から左*右利きの場合)をつかうのか、スピンの力を使うのか、縦の力を使うのが効率的か、第二のパワー源としては、どのフォースを使うのかということを割り出します。回転の動きのプレイヤーも、縦の動きのプレイヤーもバックスイングのトップで後ろ足踏み込んで前足踏み込むという動きは欠かせません。 スコット・リン博士がいわく、フォースの使い方の度合いは違うにしても、全てのプレイヤーがのこの3つの全てのフォースを使っています。

Kinetic Sequenceを説明するバイオメカ二ストのスコット・リン

フォースの順番は、Glide(右から左の横の力)、Spin(回転の力)、Launch(縦の力)が理想的。回転や縦の動きが早く始まってしまうと効率的ではありません。





フォースを確認するには、フォース・プレートが効率的で、どのような順番でどのくらいフォースが使われているかを確認することができます。




バイオメカ二ストの説明では、「フォースが動きを生み出す」という事で、スイングの間違いは物理的に説明できるということです。オーバーザトップのようなポジションだと、そのあとの動きは自然と想像できるとか。。。フォースを変えるものには、人間の意志があります。プレイヤーの心持を確認するのも大事です。

今までは、スクリーニングをしたこうした方がいいとか、ああした方がいいとかいっていた形も、クラブがこの位置にあったらこうなる とか、グリップをこう握ったら、クラブはこの方向に動くとか、、、科学で説明できるということのようです。。

まあロボットでなく、人間がゴルフをプレイするので、科学だけでは証明できないところはたくさんありますが。

ということで、これからスクリーニングして、パワー源を確認して、そのプレイヤーにあったシークエンスを確認していきたいと思います。

グリップの重要性も再確認しました。ツアープレイヤーのコーチである、Terry Rowlesのリサーチで、ツアープレイヤーもいろいろなグリップがあり、それも物理的に体がどう動きたいのか、プレイヤーは意志的にどう動きたいのかのコンビネーションで、いろいろな右手、左手の組み合わせがあります。


ターゲットに対して、後ろ側の前腕が、ダウンスイングで上を向いて動くアンダーのタイプのゴルファーでもアンダーのグリップで、プレイしやすいプレイヤーと、反射的にそのポジションだと、強く手首をリリースしすぎてしまうプレイヤーもいるとか。

グリップはモーションを変えるということで、実際にグリップを変えて体験してみました。



グリップは大事なクラブとのコネクション。慎重に確認していきたいと思います。

3日間のセミナーでたくさんのことを勉強しました。

バイオメカニクスも物理学なので、数式がたくさん出てきて、まだ数式にはすぐに反応できませんが、何度も聞いているうちに少しづつ理解できたような感じがします。

テクノロジーの進化により、ゴルフのティーチングもバイオメカ二クスの研究も大きく進化しています。バイオスイング・ダイナミクスの進化しています。今回も世界各地からインストラクターが集まり、活気のあるセミナーでした。最新のゴルフティーチングの動向を確認するのには良い機会だと再確認しました。






さらに進化したバイオスイング・ダイナミクスを、レッスンにも適用していきたいと思います。
今後のレッスンにご期待下さい!








2017/12/20

10年ぶりのトーナメント

LPGAティーチングプロになるためには、まず最初に実技テスト(Playing Ability Test)にパスする必要があります。パスしてからは、LPGAの教育が始まり、勉強が大分忙しいです。仕事の合間に勉強をして、LPGAの筆記のテストの準備をしたりと、自分のゴルフよりも勉強や仕事で忙しくなってしまうのが、ティーチングプロになってからです。

コースレッスンなどもあるので、コースでプレイする機会もありますが、あくまでもレッスンなので、色々なシチュエーションでのショットのデモや戦略について話したりということがメインで、プレイしたとしても自分のスコアもまずキープすることはありません。

友人やLPGA同僚たちとラウンドしても、スコアを気にせず、楽しくラウンドするのが目的というラウンドが殆どという状態が続いていました。

最後にトーナメントでプレイしたのは、アマチュアのときのカリフォルニア州サリナス市のアマチュア・トーナメントで、恥ずかしながら10年も前のことになります。

プロアマみたいので、トーナメントはその後いくつかありましたが、自分のトーナメントの感覚からは大分遠のいていました。

今回は、主人と共に、ハワイ等のMauna Lani GCでトーナメントに参加してきました。


South Courseのシグニチャーホール




海に向かってプレイするパー3

North Courseではヤギたちに遭遇


練習ラウンドのあとも、日が暮れるまでゴルフ場で練習。。。







アマチュアのときよりは、ゴルフについての知識も深まり、メンタル面やインナーゲームの勉強もしたので、どのように準備して、どんな心持ちでプレイしたら良いかというのも、以前よりはわかっていたつもりでしたが、実践というのは、教えるのと違って、難しいものでした。。

「Play your best golf NOW」を勉強して


早朝のスタートで、ウォームアップはまだ夜が明ける前。月を眺めながら。。。


自分のイメージ通りの素晴らしいショットもたくさんありましたが、ミスを最小限にとどめることができなかったというのが今回の反省です。






ラウンド中では、

-フィーリングを大事に(右脳を使って、考えすぎない)
-Stay in the moment 一瞬一瞬おかれた状況でプレイする(過去のことや、先のことを考えない)
-深呼吸を大事にする。急がない

等、いくつかの点に注意してラウンドするように心がけました。(あまりたくさんのことはできないので、毎日3つくらい自分の目標を設定しました。)

私はThink Boxで、あまり考えないで、自分のショットをコミットする前にプレイしてしまうことがあるので、Think Box(思考ボックス)でするプロセスについてもリマインドしました。


プレイボックスと思考ボックスについてはこちらから

Think Boxでは、

自分のショットのオプションを考える(風、ライ、残り距離、シチュエーション、メンタル状況等)
ー自分のショットの弾道、クラブの選択、Swing Sayingの選択
ーコミット
ーショットを感じる、自分の体重の配分を感じる
ー深呼吸

思ってはいても、いくつかの選択肢について、考えることなく、周りの状況を把握しないまま、間違った判断をしてしまったり、コミットメントが足りなかったり、急いでプレイしてしまったり、、、

悪いことに、プレイボックスに入っても自分のスイングのテクニックについて考えていたようなときもありました。それは、自分のイメージやコミットメントが出来ていないときです。

思ったようなスイングができているときは、テクニックについて考えることはありませんが、イメージしたショットと違ったものが現れるとテクニックについて考えがちです。

テクニックの分析はコースでは一番避けたいものです。

Swing Sayingについてはこちらから

Play Boxでは、
ーターゲットに向かって飛んでいく自分のショットをイメージする
ー深呼吸
―Swing Saying をいいながらスイング

を実践するようにしました。
Think Boxで、コミットメントが足りないと、Play Boxでのイメージもあいまいになってしまいます。


練習ラウンドは、4時間程度でしたが、トーナメントのラウンドは5時間くらい掛かりました。慣れていないコースで、自分のプランと違った状況に置かれたりするので、その状況で、最適なオプションを選択して、Stay in the momentで、過去のショットや先のことを考えないで、(何か浮かんできたら、頭をリセットして)強い、ポジティブなイメージでプレイをするというのは、まだそのプロセスに時間もかかり、5時間でも忙しい感じがしました。

練習ラウンドでは、パーを取るための自己との闘いが、本番では、ボギーやダボで抑えるための闘いになったりして、、、でもそこでファイトしないと、折角つかんだモメンタム(弾み)もなくなって、ずるずるスコアが崩れてしまいます。

スコアが崩れるとラウンド自体への興味が薄れ、ますます悪いスパイラルにはまってしまいます。。初日はそんな感じでした。

それでもファイトして、自分のペースをつかんで、「もう大丈夫」と安心すると一瞬のスキで、フォーカスが薄れ、ミスにつながります。それが、 Stay in the moment の言葉の通り、スキをつくってはいけないのでしょう。。

自信はゴルフで大事ですが、自信過剰は大きな怪我につながります。
アドレナリンもいいようにコントロールしないと、グリーンオーバーしたり、パットがカップを大きくオーバーしたりということにもなります。

ということで、色々なことを経験しました。
手に汗握る。。。という経験も久しぶりで、新鮮でした(笑)

3日間のトーナメントで、毎日自分の目標(数字的な目標というよりもメンタル的なもの)を設定して、自分で見直してラウンドに向かいました。フォーカスの度合いがまだまだで、フォーカスした状態にすぐに到達できるようにトレーニングを続けていきたいと思います。5時間のラウンドで、ずっとフォーカスしているのは、不可能です。自分のショットの間に、フォーカスした状態になっていることが重要です。

フォーカスバンドでフォーカスのトレーニング

Quiet Eyeのトレーニング



トーナメントでプレイするための今回の旅は、今思うと楽しかったいことばかり。。。
美しいゴルフ場で、貴重な経験をすることができました。



コースで美しい虹を堪能。。


この経験を今後のコーチングにも活かしていきたいと思います。

これからもチャンスがあれば、できるだけたくさん、色々な方々とラウンドして、自分のゴルフはもちろんのこと、社交面、感情面、身体面、メンタル面と磨いていきたいと思います。