2015/07/22

The Open Championship@ St.Andrews Old Course ~ セント・アンドリュース オールドコースでの全英オープン ~

St.Andrews Linksは大きなゴルフ・コンプレックスで、トーナメントが開催されるOld Course以外にに、5つの18ホールのゴルフ場と、9ホールのゴルフ場、大きな練習場があります。

Old Courseは、1552年に設立、New Courseでも1895年にオープンされているので、ゴルフの歴史を感じます。

今年は144回目のトーナメントで、最後までハラハラするエクサイティングなトーナメントとなりました。



14番ホールのHell(地獄)のバンカー。
松山選手が3日目入れて横に出していたと、、、


優勝したZach Johnsonはアメリカ中西部のアイオワ州の出身で、真面目にコツコツと頑張るタイプのゴルファーで、非常に謙虚なファミリーマン。

4ホールのプレイオフで、南アフリカのLouis Oosthuizen とオーストラリアのMarc Leishman と3人による戦いとなりましたが、最初の2ホールで2バーディでリードしていたZachが優勝しました。

優勝インタビューで彼は言葉を失っていましたが、

Practice Hard
Play Hard
Pray Hard
(一生懸命練習して、思いっきり遊んで、懸命に祈る)

というのは、信仰心の強い中西部らしい言葉だなと感じました。

よくプレイヤーたちが「Perspective」という言葉を口にします。日本語では、「総体的な見方」という意味で紹介されていますが、人生があって、ゴルフはゲーム。ゴルフが人生ではないので、トーナメントでどのようにプレイしても、家に帰れば、家族が同じように迎えてくれる、、というようなことをよく話をします。

Zachも「Perspective」で総体的に見ていると話をしていました。

Champion Tour, ゴルフの中継で活躍するPeter Jacobsonも「ゴルフはゲーム!楽しむべき」



トーナメントで負けたからといって、命を取られるわけではありません。

池にいれたから、OBしたらから、3パットしたから、それで人生が終わりというわけではないので、ゲームそのものを楽しむ姿勢が大事です。

あまり客観的になりすぎて、今の状況に満足してしまうのも、トーナメントではあまりワークしないと思いますが、、、あまり、のめりこむと、アドレナリンがでて、グリーンオーバーしたり、パットがオーバーしたりと、、、何事もバランスが大事ですね。。


今回は強風の影響で5日間のトーナメントですが、最後まで我慢強く、丁寧にプレイしたゴルファーが勝ちました。

日々のラウンドでも18番ホールになると、私も終わりを急いでしまう傾向があるので、最後まで我慢強くプレイすることを再度学びました。

Zach Johnson おめでとう!



0 件のコメント:

コメントを投稿