2012/11/26

呼吸が大事 ~一時帰国中のレッスンから~



ゴルフピラティスの生徒さんのコンペでレッスンをさせていただきました。

ピラティスのレッスンではうまく呼吸をしていると思われる生徒さんですが、ゴルフでは呼吸を忘れがち。。。と思われる方も、、、

ピラティスの呼吸法は、おなかをへこませて、鼻で息をすって、さらにおなかをへこませて、息を口から出して、背中とおなかをぴったりと、くっつけるような意識です。




元気を大きく吸い込んで、ゴルフ場での不安や恐怖、いやなことを全部吐き出す意識で呼吸をします。







ゴルフのツアープロのメンタルトレーナーのペアレント博士は、著書の中で深呼吸についてこのように説明しています。


「深呼吸とは?」

- 背筋をきちんと伸ばして正座するか直立して、目を閉じる

- ゆっくりと鼻で呼吸し、息が喉から下がっていくのを感じる

- 数回の呼吸で背中に空気が入っていって、尾骨に届くように感じるようになる

深呼吸をすることによって、肩甲骨が少し広がり、胸郭の後ろの部分が広がる。尾骨に空気が届くことによって、背中が大きく、長くなっていくように感じ、スタンスでどっしり構えられる。。。

と説明しています。

ゴルフ場で目を閉じて呼吸をする時間がないかもしれないですが、普段の生活で深呼吸をする練習をしてみては如何でしょうか?

急いで呼吸をしていても、空気が体の中に入っていく感じが掴めません。


また、ペアレント博士は、深呼吸の効用として、

「ショットごとにルーティン中に必ず深呼吸をする」

ことを薦めています。これは私も生徒さんにルーティンに深呼吸を含めるようにお願いしています。


深呼吸をしてからボールに向かって歩き始める。。。


私のルーティンの例1) 自分のターゲットをクラブで差して、ターゲットを確認してから、ターゲットに対してスクエアに、構える



2) スイングセイイングを使って、素振りをするー自分のショットをイメージ
3) ボールにクラブヘッドセットして構える
4) ターゲットをもう一度確認する(ターゲットと自分を結ぶ) - 自分のショットの軌道を想像する
4) ワッグル2回
5) 深呼吸してクラブヘッドを静止させる 
6) ターゲットに向かって振り切る 



「スイングのテンポはバックスイングが始まる前に決まっている」

とペアレント博士は言います。
充分に息を吐き出すとスイングも大きくて滑らかになるといっています。

「スイングが早い」ときは、完全に息を吐き出していないときだと、説明しています。

明日の一番ティー、大きく鼻から息を吸って、完全に吐き出してから、ショットに臨んで下さい。

大きくて滑らかなスイングテンポを体感できると思います。

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