2012/12/30

Postural Release - 自分に合ったフォロースルー&フィニッシュ-

ゴルフのスイングの中で、体重移動をしてフォロースルー、スイングをフィニッシュしていく動きはとても重要な動きです。

フォロースルーで、自分の力をボールに伝えていくために、生み出したパワーをうまくインパクトまで運んで(デリバリー)、インパクトからフォロースルーでパワーを伝えて、手首もクラブも一直線にまっすぐになります。

前回のブログで触れたように、ゴルフのスイングは3D(3方向)なので、スイングパスによって、クラブフェースがどんな角度でボールにアプローチするかが異なるので、クラブが出て行く方向が異なります。

Delivery Action(デリバリー)とPostural Release (リリース)は同時に起こるので、デリバリーのアクションにマッチしている必要があります。

デリバリーは、上半身にフォーカスした動きで、リリースは下半身の動きということで、一緒に起こります。(Synchronize)

デリバリーはスイングパスにマッチしているので、こんな流れになります。

1)オントップ(カバー)ゴルファー

カバー・デリバリー & スタンドアップ・リリース (Stand-Up Release)




インパクトで両足がまっすぐ伸びて体がまっすぐになるイメージ。まっすぐになってリリースしたら、ターゲット方面をむいて、まっすぐ立って背の高いフィニッシュ。


頭はインパクトからだんだん高くなる!



2)サイド・オンゴルファー

コーナリング・デリバリー & ポストアップ・リリース (Post-Up Release)


インパクトの後のリリース(左から3番目の写真)で左足が伸びて、右足は曲げたまま支えている(ポストアップ)


コーナリングは、クラブがボールラインより外45度にリリース。リリース時は、左足(ターゲット側の足がまっすぐ、右足(ターゲット側でない足)は少し曲がっている。リリースした後はターゲットより左を向いてフィニッシュ。


フィニッシュでおへそがターゲットより左を向く!



3)アンダーゴルファー

エクステンド・デリバリー & ローテイトーイン・リリース (Rotate-in Release)


クラブヘッドは左に抜けていく


デリバリーでクラブはボールラインより、左側に抜けて、いく。リリース(クラブも手もまっすぐになる)のは、お腹のライン。リリースの後は、ターゲットを向いて背の高いフィニッシュ。


頭の高さはフィニッシュまで変わらない



オントップ、サイドオンのゴルファーは縦の動きが同時におこることで、リリースして、クラブも手もまっすぐにしやすくなります。

生み出されたパワーがさらに大きくなって、ボールに伝わる瞬間です。


デリバリー&リリースのマッチした動きは、レッスンではトレーニング・スイング(型を覚えるトレーニング)として練習して、実際にプレイしていきます。

もっと詳しく勉強されたい方はこちらから。


volume 1でバイオメカニクスのオーバービューを紹介



Vol.2はスイング軸、スイングパス、デリバリー・リリースのテスト方法、トレーニングを紹介




それでは、皆様よいお年を!
来年も楽しくスイングしていきましょう。


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