2013/02/03

Swing Track - 3つのバックスイング・プレーンのパターン-

Power 3 Golf Biomechanics のアプローチでは、バックスイングのスイングプレーン(スイングトラック)も次の3つのオプションがあると考えています。

Low Track        Mid Track        High Track



1) Low Track (低い軌道- バックスイングのトップが肩のラインより低くなる)、 フラットなプレーン


Low Track プレイヤー例: Ben Hogan, Justin Leonard, Lee Westwood 等




2) Mid Track (真ん中の軌道 - トップが肩のライン)、最近人気のあるプレーンのパターン 

Mid Track プレイヤー例: Tiger Woods, Greg Norman, Annika Sorenstam 等


3) High Track (高い軌道、トップが肩のラインより高くなる)

High Track プレイヤー例: Jack Nicklaus, Colin Montgomerie, John Daly 等




プレーン(Inclined Plane)というと斜めになっている面のことですが、ゴルフのスイングプレーンは肩とクラブヘッド(クラブフェースもしくはクラブのスイートスポート、Ben Hoganはボールといっていますが)で描かれる面ですが、バックスイングのプレーンと、ダウンスイング(フォワードスイング)のプレーンがあります。

Power 3 Golf Biomechanics ではバックスイングのプレーンについては、スイングトラック、ダウンスイングのプレーンについては


スイングプレーンについては、Ben HoganのFive Lessons- The Modern Fundamentals of Golf - (1957年)のガラスのプレーンが有名な引用です。

ガラスの面が頭からボールに向かってあると想定して、バックスイングはその面のしたで回転していくというもの。




もし「手が高く上がって、ガラスを割って外に出てしまったら、スイングは大変なことになる
と警告しています。

バックスイングのプレーンはベンホーガンの言うように、スイングの正確性に関係する大事な部分です。

ホーガンの理論では、Low Trackや、Mid Trackは有効であっても、High Trackは問題外のところでしたが、最近では、High Trackのプレイヤーの活躍もあり、有効なオプションの一つとなっています。


身長と、腕を横に広げたときの長さを比較して、腕が短いときはLow Track、長いときはHigh Trackと言われます。

またボールを使って、プレッシャーを掛けて、テストすることもできます。(テストは自分のスイング・パスのパターンをつかってテストします)


彼はLow Track(低い軌道)のプレイヤー



-プレッシャーテスト- 
トップでのバランス感覚、強さを確認します。



トップの位置が気になる方!スイングが安定しない方!トランジションで苦しい、動きにくい感じが在る方!

必須です!ぜひ確認してみましょう!


次回はダウンスイングのプレーンのパターンを紹介します。


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