ポジティブ・コーチング・アライアンスは、1998年スタンフォード大学で創設され、オリンピックのメダリスト、スポーツ心理学者、スポーチコーチなどで組織されている、ノンプロフィットの組織で、子供たちにスポーツを通して、人生に必要なスキルを学んでもらうために本や、セミナーや、オンラインで情報を提供している組織です。
名前の通りポジティブであることが、いかにスポーツでもちろん人生でも重要であるかを強調しています。
Double Goal の2つのゴールは、スポーツで「勝つこと」と「人生に必要なスキルを学ぶ」という2つのゴールです。
その本の中にこんな情報がありました。
「日々よくなることにフォーカスして練習していたオリンピック選手の方が、勝つことにフォーカスして練習していた選手よりより多く、メダルを獲得した」
ということで、Mastery(熟練すること=さらに良くなることを目指す)を導くコーチングについて説明しています。
「勝つことにフォーカス」というのは「結果」にフォーカスしていて、ミス(負けること)は許されません。他と比べてたりして、なえてしまうこともあるでしょう。
熟達するためには、「ミスを恐れない。ミスして学ぶ」ことが大事で、結果でなく、その労力にフォーカスします。他と比べることなく、学びながら、上達していきます。
ゴルフに置き換えると、スコアなどの結果にとらわれず、他のプレイヤーと距離やスコア、上達具合を比べることなく、自分のプロセス、パターン、モーションを学んでいく、ということ。
練習場やコースでとんでもないショットが出ても、OK.そのミスから何を学ぶかが重要です。
熟達するためのトレーニングは、結果を求めた練習よりも早く上達して、スポーツへの執着度も高くなるようです。
今日セミナーにいた女の子は、ミスショットのあと、自分の父親に「今のショットで3つよかったことを挙げてみろ」と指導されたと、シェアしていました。
素晴らしいお父さんですね。
今度レッスンのときに生徒さんに聞いてみようと思います。
私もレッスンでは、生徒さんの皆さんがなるべく自由にスイングできるように、ポジティブなフィードバックをしています。それは、ショットの弾道とか、コンタクトとかではなく、リズムや、プロセス、モーションについてのフィードバックをしています。(これはNew Horizons Golf Approachのコーチングに基づくものでもあります!)
レッスンではミスショットもOK!それから学んでいきましょう。
コースでミスが出たら、その場で捨ててくることを忘れずに!
本では「トイレに流してくる」って書いてありました。ミスしたらトイレで流して、今のそのショットに集中していきましょう。
さらにゴルフを楽しくプレイするために、レッスンにお出かけください!
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