今後のコースレッスンでは、特に下記のようなことにも、フォーカスしていきたいと思っています。
プレイボックス、思考ボックス& 境界線
(これは練習場でも意識して練習していただいてますが)
プレイボックス、思考ボックスについてはこちらからもご確認いただけます。
先日紹介したブログのコースでプレイするための8つのスキルから、特にバランス、リズム(テンポ)と体の力の入り具合にフォーカスしていきたいと思います。
Vision54のコーチPia NilssonとLynn Marriottは、プレイするときに、考える場所(思考ボックス)とプレイする場所(プレイボックス)を分けるように、著書で説明しています。
(他のメンタルコーチも、言葉は違うながらも、同じことようなことを唱えています。)
ゴルフは色々と考えることが多いですが、ライや、クラブ選択やショットの形など、考える場所は思考ボックスです。
思考ボックスの要素には次の二つがあります。
1)状況を判断してどんなショットをするか割り出す
2)明確に自分のすることを判断して、コミットする
思考ボックスでのポイントは考えすぎない
結果を恐れない
自分に正直になる(自分のフィーリング、直感を大事にする)
自分の判断を信じる
明確、簡潔でポジティブな判断
プレイボックスへ移る準備
ティーボックスからの景色を見てどんなショットをイメージしますか?
決定的な場面での、ショットの判断には、ヒーローになるような自分のベストをイメージするのではなく、その日に自信があるショット、自分がプレイしやすいショットで、ミスが少ないものを選択する。
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自分に正直になる
自分の内側にいるゴルファー(インナーゴルファー)に聞いてあげるといいでしょう。
Go-To-shotについて(自分が安心できる、自信が持てるショット)はこちらから
思考ボックスで、プレイヤーによっては、ショットをイメージしたり、ショットをイメージしながら素振りをしてみたりということが行われます。
自分にはどんなことが合っているか?確認していきましょう。
自分の判断にコミットしたら、境界線をまたいで、プレイボックスに入ります。
ゴルフはミスがつきもののスポーツですが、コミットすればするほど、ミスをしてもそのミスから学ぶことは有効になります!
プレイボックスはスイングセイイングや自分のスイングのキューを活かしてプレイします。
パンチしたり、キックしたりというのと同じで、プレイするだけです。
余計なことを考えたら、境界線をまたいで、もう一度思考ボックスに戻ります。
プレイボックスのポイントは下記のとおり
1)感じていることに敏感になる(考えていることと感じていることの違いを理解する)
2)今の瞬間に集中する。過去のショットは今日のスコアの合計(未来)等は、考えない
3)プレイボックスでどんなことが一番自分のプレイにつながるか理解する
4)毎回自分のショットに没頭する
ゾーンのような絶頂のパフォーマンスは、右脳がよく働いているときです。自分の直感やフィーリングが大事になります。意識して自分の五感のセンス(感覚)を磨いておきましょう。
グリーンの速さも足の裏で感じられるように。
ゴルフは4時間半から5時間のゲームですが、全て集中しているのは、難しいので、ショットのときにフォーカスして、そのあとは、リゾート気分のように景色を楽しむとか、ショットとショットの間の時間の使い方が重要になります。
プレイボックスでの時間は、4秒から9秒くらいが理想的。
短ければ短いほど。
ただ、プレッシャーが掛かった場面で、極端に急いだり、ゆっくり時間をかけたりしないこと。
自分の理想的なプレイボックスでの時間を見つけることが重要。
「頭を空っぽ」にしてプレイすると良かった、、、とは生徒さんの多くが口にしますが、人間は本能的にに、「何もなくなると、何か考えて、頭をうめようとする」ので、
頭を空っぽにした後に、自分のショットのイメージに戻る
ということを勧めたいと思います。
私は、「スイングセイイング」が自分のプレイには役立っています。
ショットが思ったようにならなかったときは、
スイングセイイグを最後まで言ってなかった
力が入ってスイングの途中で終わってしまった
自分の判断を100%コミットしてなかった
等すぐに気がつくことができます。
プレイボックスは自分のスイングセイイングでプレイするのみ!
プレイッシャーのかかる場面でも自分のプレイにフォーカスできます。
ショットのプロセスは思考ボックス、ターゲットはプレイボックスのイメージです!
皆さんにはどんなことが合っているか、次回のラウンドレッスンで、見つけていきましょう!
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