2015/01/05

BioSwing Dynamics:Biomechanical Design Overview(8) - Torque System -バイオスイング・ダイナミクスの概要(8) トルクシステム

トルクは「回転によって生じる力」のことです。
ゴルフスイングでは、体の回転で生み出されるパワーを効果的に使うことによって、
パワーを倍増させることができます。

トルクの使い方は、次の3通りです。

1) 上半身のトルク
慣習的な方法。胴体の長いゴルファーや、柔軟なコアをもつプレイヤーに多い。

*日本人に多い。



お尻の回転は少ないが、肩が大きく回転していく。
トップのポジションでお尻は45度くらいでも、肩は90度以上回転している。

2) 下半身のトルク

下半身が特に強いゴルファー。胴体部分が短いもしくは、コア部分が柔軟でないゴルファー。
地面としっかりつながっていることが重要。


お腹も胸も全部一緒に、同じくらいの角度で、回転していく。
地面と下半身がしっかりつながっていることで、回転の力(トルク)がうまれる。

3) 全身のトルク(フル・トルク)
テークアウェイですべて(クラブ、腕、手、肩)一緒にワンユニットで動く。
下半身も強く、コアも柔軟。



ゴルファーによっては、足、お尻、胴体、肩とすべてねじっていくと、フルトルクが効果的。
コアが強く、柔軟である必要があるので、コンディショニングが必須。

何れのトルクも、強固な土台が必要です。
まずは、スイングの軸のあるしっかりした土台を作っていくことが重要です。

Have fun!

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