2015/01/04

BioSwing Dynamics: Biomechanical Design Overview(7) - Wrist Lever Action - バイオスイング・ダイナミクスの概要(7) - 手首のヒンジング

「レバー・デリバリー・アクション」のブログで、レバー(てこ)の力をゴルフスイングでは利用していると説明しました。


ゴルフスイングには、手首をコック(ヒンジング)を使って、パワーをためて、デリバリーでボールをパワーを伝えていく、手首のレバー・アクションがあります。

その手首の使い方も3種類あります。


手首を手前に動かすVertical(縦)のヒンジアクション


手首をスイングプレーンに対して平行に動かしていく、Horizontal(平行)のヒンジアクション


手首を斜めに曲げていく、Diagonal(斜め)のヒンジアクション



これは、ヒンジングを確認するツールを使ってテストします。

プレッシャーを与えて、どのアングルが一番強く同じアングルを保っていられるかテストします。



写真は縦型の確認方法


今までの間違った使い方で、手首を痛めていたり、手首が疲労していたりというプレイヤーも多いので、テストはまず、プレイヤーにあった、グリップの方法を確認してから、今までの状況も確認して、センシティブに行います。

レバーアクションは、貯めたパワーを、一気にデリバリーでまっすぐに伸ばしてアクションが必要です。 

ヒンジがほどけてしまうと、パワーを失ってしまいます。

自分にあった手首のヒンジングを学ぶためには、手首のプリセットドリルを行います。
手首のポジションを予めセットしておいて、トップのポジション、手首の使い方(ヒンジ(曲げる)、アンヒンジ(伸ばす))を学びます。


これは私の生徒さんに多いパターンの縦のヒンジングのプリセットドリルの写真です。

1)スタンスはアドレスのポジションくらいに開いて、クラブをおへそのところで、地面と平行に持ちます。

2)手首を手前(自分の方に)曲げます。クラブを体の真ん中でまっすぐ立てているイメージです。

3)手首はそのままにして、骨盤から前傾して、おしりを後ろに突き出して、膝を曲げて、いつものアドレスポジションを作ります。

4)そのままいつものようにバックスイングをします。

手首の使い方によって、トップでのクラブフェースの向きが変わってきます。



縦のヒンジングのアクションのプレイヤーはトップで、クラブフェース(黄色い線)が左の前腕(青い線)にたいして、少し縦になってくるイメージです。


スイングプレーンに対して平行に手首を使うプレイヤーは、トップで、フェースが上を向いてきます。手の平の上のトレーとか、蕎麦屋の出前といわれる、シャットのポジションです。



斜めに手首を使うプレイヤーのトップは、クラブフェースも斜めで、左手の前腕とクラブフェースが平行になってきます。

スクールのレッスン等で、トップで蕎麦屋の出前のイメージでというのは、合うプレイヤーは大体3割で、それ以外のプレイヤーは、蕎麦屋の出前のポジションはうまくできません。それか、怪我の原因になります。




手首のプリセットドリルのビデオです。自分の手首のポジション(縦か、平行か、斜めか)から行います。


手首の使い方は、正確性を与える腕のスイング(アームスイング)大事な要素です。

ぜひBioSwing Dynamicsゴルフレッスンでご確認下さい。


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2015年も宜しくお願いします!



Cheers!

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