朝8時から夕方日が暮れるまで、一日バイオスイングダイナミクスについてはもちろん、ゴルフについて、レッスンについて等々いろいろと勉強になる一日でした。
カリフォルニアモントレー近辺で活躍する先生たち、遠くはアーカンソー州から大学のゴルフコーチがワークショップに参加しました。
経験豊かなプロからの質問にはいろいろと勉強になりました。
バイオスングダイナミクスの内容もさらに詳細な説明が加わり、進化しています。
前回に引き続き、構造上のスイングにあたえる、機能的なもの、ダイナミック(運動神経、運動能力、コンディショニング)の影響について、話し合いました。
Ben DoyleのもとでGolfing Machineを勉強したプロたちもいたので、その比較や、Stack &Tiltとのパターンとの比較についても話しがありました。
例えば、体重が大きく変動があった場合の、影響についてとか。
体の構造上のものは変わらないので、スイングのパターンは変わらない。体の可動範囲や、スピードには変化がでるとのことでした。
またスイングのパターンによる頭の動きについては、
サイドオン → 頭は体の動きに合わせて回転していく、頭の高さも変わっていく
アンダー → 頭はその場で回転。インパクトで少し下がる感じ。
オントップ → 頭はインパクトで(インパクトの前からだんだん)高くなる
もちろんこれはゴルファーの縦の動きのパターンによって、変わってきます。
縦の動きがどのくらいスイングに必要かは、インパクト時の下半身の動きによって変わってきます。
縦の動きが必要なゴルファーはより、下半身が(お尻も足も、足首も)しっかり地面を踏みしめているかんじ(スクアットする感じ)が必要になります。
またボールポジションについては、フロントアンカーは左より、後ろアンカーは後ろより、さらにリンケッジによってもボールポジションは少しづつ変わってきます。
フロントアンカーであっても、バックスイングで後ろ足を踏み込んでいくアクションは大事だとリマインドがありました。
ポスチュラルリリースは、アーリーエクステンションにならないか?
という質問もありました。
アーリーエクステンション(Early Extension)は、ダウンスイングで骨盤が早くボールの方に動いて、早く伸び上がったり、まっすぐになったりという動きです。
バイオスイングダイナミクスのポスチュラルアップは、骨盤がボールの方に動くというアクションではなく、スクアットのポジションから体が伸びていくという動きで、お尻はむしろ壁に向かって動いたあと、スイングパスに合わせて縦の動きを使っていきます。
一番早く縦の動きを使うスタンドアップ・ポスチュラルリリース(オントップゴルファーのパターン)でも、クラブが戻ってきたとき(左から2番目の写真)でもお尻は後ろの壁を押しているイメージです。
たっぷりと勉強になった一日でした。
お疲れ様でした。
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