まず、ファンダメンタルを説明する前に、ゴルフの2つの大前提があります。
1.ターゲットにフォーカスする
2.自分が何をしているかに注意を払う
特に2に関しては、「いつもそうだから」 「残り距離が○○だからなんとなく」と、自分で意識することなく、していることも結構多いです。まずは自分が何をしようとしているのか、どんなことをしているのかということに注意を傾けます。
以前のブログで書いたDisposition(自分の傾向)を知るためにも、まずは何をしているのか注意を向けることから始めます。
上記の2つにコミットしていただいてから、ファンダメンタルに取り組みます。
ファンダメンタルはゴルファーに必要な、正確性、パワー、フィーリングの要素が含まれています。ファンダメンタルを理解して、スイングすると、正確でかつ、パワフル、そして、いい感じがするものになります。
New Horizons Golf Approachのゴルフのファンダメンタルは下記の通りです。
1.ターゲットに向かって振り切る
パターのような小さなアクションからドライバーショットまで、ターゲットに向かってフォロースルーしてフィニッシュします。
パッティングストロークでも、クラブヘッドをターゲットの方向にフォロースルー |
2.クラブフェースはスイングアークに対してスクエア
クラブフェースがターゲットラインにスクエアだと、スイングアークに対してはオープンになっているプレイヤーをよく見かけます。
正しいフォロースルーでは、クラブフェースが描くスイングパスに対してスクエアになっていきます。
3.体重移動してフィニッシュ
ゴルフスイングには「ピボット」(軸の周りをくるっとまわる)という動きがあります。ボールの正面を向いている体がピボットのアクションをして、ターゲットの方に向きます。さらにその間に体重がターゲット側に移動します。バランスよく回転して、フィニッシュします。フィニッシュは背が高くまっすぐバランスよく立っているイメージです。
この動きはパワーをボールに伝えていくのに大事な動きです。
スイングが途中で終わってしまうと、バックスイングで生み出されたパワーがボールに伝わっていきません。
4.タイミング
全てが一緒にうごきます。インパクト、ピボット&フォロースルー、フィニッシュといった動きが、クラブも体も一緒に動くように意識します。スイング自体は、それぞれのアクションがスムースに連続して起こります。
レッスンでは、「体もクラブも気持ちも一緒に」といっています。
「Everything Together」 というのがNew Horizons Golf Approachのスイングのタイミングです!
5.リズム
リズムはいいフィーリングにつながるというだけでなく、潜在意識が目と手が調和して動くように働くメカニズムです。人間のカラダは、体がリズミカルに動くと、潜在意識が何千ともいわれる脳神経の刺激を感じ、正しい動きをするように調整をします。リズムは正しい体の動きをするために大事な役目を果たしています。
人はみな自分の持って生まれたリズムがあって、そのリズムでスイングすると、無理のない、スムースなスイングができます。さらに「いい感じ」でスイングできます。
ツアープロも、「リズムはスイングをシンクロナイズ(連続しておこる)するために大事な接着剤」ともいうくらい、非常に大事なものなのです。
ファンダメンタルがしっかりしていると、プレッシャーのかかる場面でも慌てないで、自分のリズムでプレイできます。
ファンダメンタルの何か一つでも、例えば、「ピボットしてフィニッシュ」が自分の自信の持てるアクションになったら、他の動きを覚えるまで、まずはその自信が持てる動きにフォーカスしてプレイします。
レッスンでもファンダメンタルには時間を掛けて練習しています。
ジュニアたちはファンダメンタルをたっぷり練習します!
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